雁の編隊を観るようになった。
自転車シーズンもそろそろお終いだ。
朝の最低気温が10℃を切ると野宿も厳しい。
晴の日の多い10日頃に支笏湖を通り、美笛峠を越えて鄙びた蟠渓温泉に一泊するツーリングで遠出は納めにしよう。
先日、火野正平氏がTV『こころ旅』で壱岐島を走っている姿が再放送されていた。
2016年にトカラ列島、天草、熊本、福岡と走り、1泊で壱岐島に足を伸ばしたことを想い出したた。
ブログの
『 私の自転車旅物語 2016』-九州の旅-
で福岡到着まで綴った。
次の『私の自転車旅物語』は壱岐島と2019年に縦断した「対馬」とを結ぶことにしよう。
福岡の沖に浮かぶ小さな壱岐島と対馬。
古くは大陸文化の窓口となった国境の島である。
壱岐島は古事記の記載から、邪馬台国の前身ではないかとの説があり、対馬は日露戦争の日本海海戦でバルチック艦隊を迎え撃つ拠点となった。
小さな島は周辺国との文化と戦の接点として大きな役割を担った歴史がある。
(つづく)