大間崎が30℃になるのは年に1回くらいのものだったが•••土産屋のオヤジさんがご多分に漏れない猛暑に顔を拭った。
マグロは言われるほど上がらないないそうだ。
寿司、定食には手が出ない。
「これからは宗谷岬だ。」と笑った。
かつて、ニシンが道南の江差から小樽、留萌、利尻と北上したが冷たい海水を求めてのものだった。
マグロも温暖化の影響を受ける時代になるかもしれない。
大間崎が昆布の採れるところとは知らなかた。
朝、岬のキャンプ場から散歩に出ると、出汁用の立派な真昆布を干している最中だった。
まだ涼しいのに汗びっしょりだ。
昆布干しは重労働だ。
ここには
自転車で岬巡りをしている神戸の大学生が隣にいた。
根室のノサップ岬、宗谷岬、大間崎、ゴールは鹿児島の佐多岬。
1カ月半で縦断するというから若さには敵わない。
そして、何と北海道の女子学生で、これから恐山を登って秋田方面に行くという二人連れが。
沢山の若者チャリダーに出会えた旅だった。
なかなかやるなぁ。
この旅もほぼ終えて、午後のフェリーで向かいに見える北海道に帰る。