時を超え語られる優駿、幻影に近づく若き戦士。
第40回 共同通信杯(トキノミノル記念)
時を をトキオ = 東京 、優駿 はそのままに見て、東京優駿 = 日本ダービー と取れ、去年のレースか今年のレースに直結する施しがあるものと見える。
近年のこのレースの勝ち馬を見ても、98年にエルコンドルパサーという名馬を生んではいるが、01年ジャングルポケット 94年ナリタブライアン とダービー馬は疎らだ。が、このレースはダービーにとり、かなり決定的な要素を孕むのである。
確かに勝ち馬、連対位置を眺めているだけでは、東京優駿とは無関係にも映る。が、そのような無骨なものに種は仕込んであるのだ。
昨年2005年 ストーミーカフェの勝ったこのレースは、ダービーに向け、3枠に池江泰郎厩舎の馬を置いていた。また2004年には、マイネルデュプレで8-8に終わったが、ダービーゼッケン12番にあたる、10頭立て2番にはキングカメハメハと同じ、松田国英厩舎のブラックコンドルを位置させた。
向こうは今年の仕掛けに注目しなさいと言っているのである。ここにダービー馬でも出走させているのであろうか。
上述のRDからして、日曜小倉最終の早鞆特別に2枠2番 タイキウォリアー(戦士)の姿があることを書き留めておく。