覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

春の足音

2006年02月02日 17時23分19秒 | Weblog
 春麗ジャンプステークス このタイトルは、すぐさま3月のフジテレビ賞スプリングステークスを思わせる。スプリングとは春であり、ジャンプとはスプリング同様弾むものであるからだ。



 どうやら、2年前春麗ジャンプステークスがスプリングステークスに連なるよう仕組まれているらしい。



 昨年2番ウインクルセイドは03年春麗の2着2枠2番ブランディス 04年は6枠ブラックタイドに対し、02年ダイワウインダム6枠2着 、03年5番サクラプレジデントが01年4枠5番マキハタコンコルド 、02年スプリングS と00年春麗が共に 6-7 、01年2枠アグネスゴールド優勝は1999年2枠ゴッドスピードに遡られる などこの春麗の歴史は同じ春への示唆にある。



 ライブドア禍から潜り抜けつつあるフジテレビ賞、今年は何が待ち構えるか。



 また、小倉で用意されている 吉野ケ里特別 ここは、弥生時代の日本の生活の有様を窺い知ることの出来る国内有数の貴重な宝である。云うまでも無く、このレースが3年後に 春のクラシックへ連なる大一番 弥生賞 に訴えをなすものたること、どうやら髣髴してくるのである。



 02年 4番10番だった吉野ヶ里、これが3年後の昨年10番ディープインパクトに至る。01年吉野ヶ里 2-8 が04年弥生賞の 5-8へ。00年1-8 1番13番に対し、弥生賞は 4-6 4番6番だが、勝ち馬はエイシンエーケンとエイシンチャンプである。そして、99年 98年は吉野ヶ里が行われておらない。



 GⅠとは縁遠いシーズンに、仕掛けは仕込んである。



 翻って、小倉大章典 このレースのポイントは 大中小 にあると見る私である。昨年坂口正大厩舎が勝ち、04年は中尾厩舎のオースミハルカ2着し、03年は田中厩舎の枠が1着、02年は小原親子のタマモヒビキ勝ち、01年もそのタマモヒビキ枠と中尾謙太郎厩舎の枠で決し、00年はジョービッグバンの優勝である。2頭のビッグなど気に懸かるところである。
 

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