覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

せめてもの ハナムケ

2012年10月14日 19時45分02秒 | Weblog
 終わった後のお話を、少しして置こう。矢張りこれだったか、という後日譚である。

 秋GⅠ2つ目も、また1番人気・2番人気の、圧倒的人気の組み合わせで決まり、これでは致し方無し。今回はこの1点絶対を見抜けなければお話にならない訳だったが、わたくしは早くから今回の秋華賞は ほぼ1枠不動 を読んでいたので、1番と14番の組み合わせサイン、或いは 枠連 1-7 の示唆を見つけ出しても、これは違う、もっと別のものを、と追い詰めたことは事実である。
 まあ、この1点 1番14番 または 3連単 14番1番2番 3660円 これなら、7~15点程度で厚めで仕留められれば立派なものだが、兎も角、2強でワンツー、この一角が崩れないことには、儲かるレースとはならない。

 本日のわたくしの皆様方への情報メールのタイトルは、ずばり

     ハナムケ  

だった。ハナムケ  餞(はなむけ) 遠方へ発つ者への言葉や贈り物 翻って、退職や卒業に際する祝い、また餞別などと云うものもある。

 が、正体は、無論、この秋華賞の週の該当ページ、『優駿』10月号60ページ ここが

      オルフェーヴルと旅する 日本競馬人物史 

 このコマ漫画仕立てのページで、そのナビゲーターが、黄色い服の ハナムケ君 なのである。最後は違うことが確信できたが、これで黄色い5枠の ハナズゴール をも疑わせたい意図も向こうにはあった。

 ただの、アニメキャラと見下す無かれ。これが今回のサインだったのだから。

 土曜京都メイン これが 枠連 1-5 1番5番 で決したので、わたくしはこれを確信した。

 実は、かつて中央競馬に 

     ハナムケ    大江原哲厩舎 

と云う、1頭が走っていたのである。かつての現役競走馬の名前。それでわたくしは、この馬を調べ、そして、この馬が秋華賞の正解をも提示してくれているものと信じ、その1つの解釈を申し上げた。無論、1枠1番 ヴィルシーナ からである。

 実は、この馬は北海道から中央入りし、9戦を走り未勝利かつ、連対無し。そのまままた公営競馬に戻って行った、名も無き1頭なのである。多くの方が気付かないで至極当然。が、調べるべきなのである。

 ハナムケ  中央競馬初戦 

   2007年12月22日 中山9R

   1着 5枠 5番 ダイワマックワン
   2着 1枠 1番 サクライダテン   

 ハナムケ は2枠2番 8着。これが、土曜京都メイン、清水ステークス と完全合致した。

   土曜京都11R 清水ステークス 

   1着 5枠 5番 サンレイレーザー
   2着 1枠 1番 タイキパーシヴァル  

 これで、この1頭が翌日、日曜京都メイン 第17回 秋華賞 も何処かで告げていることは明瞭となった。が、問題はそれが何処か。中央で9レース。自身の最初の出走レースが、土曜京都メインの予告。ならば、一体、日曜GⅠはどのレースを見るべきか。これをわたくしは、1枠1番 は確信しながら、正解できなかったわけだが、正直、その正解場所は既に見て、調べていた。ただこれを正解と取らなかった、いや捉えたくなかったというのが本音である。

 この馬の、中央最後のレースだったのである。そのレースは、2008年11月15日 東京7R 結果は 枠連 6-7 10番12番 秋華賞と一致しない。が、わたくしは次のような視点も心得ている。

 ハナムケ  中央競馬最終戦 

   2008年11月15日 東京7R  15頭立て

   14着 8枠14番 ベルモントリボン
   15着 1枠 1番 ターニングリーフ  

 15頭立てなので、要するに、最下位とブービーとを見るのである。これが、秋華賞の 1番14番 と合致する。このようなことは知っていた。が、わたくしはこれを、枠連 1-8 の指示であって欲しいとも思ったし、また、この1つ上、13着が 2枠3番 ハナムケ だったので、ひょっとして、3番ゼッケン が1番14番に割って入ることも想定し、枠連 1-2 まで考えた。結果、3番は4着まで。

 が、正解提示であったことは疑いない。まとめる。

   今週サイン 60ページ   登場 ハナムケ 

  その中央初戦の  1着・2着      1番5番  → 土曜京都メイン 1番5番 
  その中央最終戦 ブービー・最下位  14番1番 → 日曜京都メイン 
                                     秋華賞 14番1番 

  正直、実にシンメトリックで美しい。

 初戦の上位2ゼッケンで土曜、最終戦の下位2ゼッケンで日曜、それぞれメインを提示する。実践的には、この土曜のメインで仕掛けに気付き、日曜GⅠをゲットする。

 これが毎週わたくしなどが目指し、心掛けていることだが、中には、サインなどない、と考える方々もある。

 知っていたが、本命視し切れなかった。こうなって欲しくなかった。残念ながら、東京ハイジャンプ これも大本命 3枠3番 マジェスティバイオ これが後方のまま不発だったのを見て、どうやら、メインは14番 やばい、と感じ取った、と云うところだ。

 が、今回のサインは、正確なサインだったが、偶々低配当のレースだっただけである。

 わたくしは一昨年2010年 菊花賞 これをも、あるレースの最下位・ブービーで 6番 ビッグウィーク 10番 ローズキングダム これを大本線でお伝えし、ゲット、大勝したことがある。ほぼ、2頭立てとまで申し上げた。

 材料が揃っているレースだからだ。今週の後調べと共に、既に、菊の絞込みにかかっている。

 まあ、待とう ・・・ わたくしの今日の3連単も 1着1番 3着14番 固定で、2着を薄め探りで買っている馬券もあり、1番 2番 14番 338倍 なら祝賀のハナムケだった。

 買いにくい馬券の方が、サインが露骨なことも多い。
 
 60ページ   ピラミッドの頂上  の サンデーの勝負服 

     →  頂上  ヴィルシーナの馬名意味(ロシア語で頂上)
         サンデー   勝ち馬ジェンティルドンナの勝負服 
 
 結局、この勝負服が18頭中、3頭居て、1着・3着・15着 だった。

 終わってみると簡単なようだが、正解そのものに集約できるかどうか、なのである。

 来週、菊花賞のサインページだと、既に、もう ・・・ 

 

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着順、期待から入れ替わる!

2012年10月14日 16時25分15秒 | Weblog
 第17回 秋華賞 大本命は 1枠1番 ヴィルシーナ に置き、3冠達成は届かず、との結論で申し上げたが、4枠を切り捨て、上位人気 7枠14番 ジェンティルドンナ を含む4頭 プラス 敢えて怖いと申した 2番 アロマティコ を加え、3連複

   1番 2番 14番   1990円 

 3冠達成されたことは悔しいが 3頭馬券 は 計7点勝負 ここまでだった。

 直前レースの結末から 10番 ハナズゴール 田辺 これも不要はありあり。
 3連複なら 人気同士 1番14番 のセットも買わざるを得ない。

 瞬間、残したとも思われた 1番 単 これも消え去った。

 この結果を待つまでもなく、来週 菊花賞 ダービー馬 ディープブリランテ これは消える。 

 これで、秋GⅠ 2つのレースは、共に 1番人気・2番人気 この決着に終わった。連続の低配当。これでは致し方なし。

 荒れるのは来週、菊花賞 なのだろう。無論、今週と同じジョッキー二人で、皐月賞馬 対 ダービー馬 この対決にはならない。

 今回、1枠または8枠 と出た、わたくしの把握するGⅠサイン馬の示唆。間違いないと思うのだが ・・・ 

 大勝負 大勝利は来週に持ち越す ・・・ 

 3冠全て

     ジェンティルドンナ  貴婦人        = なでしこ

     ヴィルシーナ    馬主・佐々木主浩  = 佐々木則夫・監督 

 これを貫いた 2012年 五輪年 の牝馬クラシック だった。

 鉄道の日 10月14日 初の電車 汐留~横浜間 で、ハマの大魔神こそ、最も似合うと見て、中心に据えたが、2着まで。3連単馬券 1番 2番 14番 この 338倍 も戒めに携えて、今宵は3冠酒を酌む。2着に妙味と見たが 及ばなかった ・・・ 

 秋華賞連動は 15年で14回に伸びる。

 

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