ボルト男子100m3連覇を見届け、女子卓球は決勝をかけ、日独決戦の折。
わたくしは、昨日 エルムステークス 勝ち馬 を、あのリチャードだと見て、先ほどこの場でお話ししたばかりだが、稲妻のような閃きで、仰天の勝ち馬正体が判明。絶句。
別のもっと仰天する勝ち馬 リッカルド この人となり、顔、本性までが割れた。
先週の週中、最大の出来事。これを投影、刻み付けるに、競馬会は週中最大の仰天レースで以て答えた。
天皇陛下 生前での「御退位」のお気持、TVで国民に語りかける
この先週、何故この日に、と思った、広島の日6日、長崎の日9日、間に挟まれた、月曜8日。全国のテレビ各局で放映され、多くの国民が見入った。
この前例のない、しかも、皇室典範上は規定のない、今上天皇の御退位の御意志表明。実質的には、期限を委ねた辞任会見だが、かつて、歴史上、同じくこの8月8日に、辞任を申し出、これをTV放映で全国民に語り掛けた人物がいた。この人物が リッカルド と云う名前そのもの、英語名 リチャード だったのである。
1974年 8月8日 米ニクソン大統領が、ウォーターゲート事件の引責で、辞任表明。TV中継。
2016年 8月8日 天皇陛下が、生前御退位の御気持ちを表明。TV中継
この被りをターフ上で造型しようと、画策、実施され、衝撃を与えた、昨日の人気薄が
8月14日 札幌11R 第21回 エルムステークス
1着 4枠 4番 リッカルド 黛騎手 = リチャード・ニクソン 7番人気
2着 8枠12番 クリノスターオー
リッカルド の正体は 英語名 リチャード・ニクソン 8月8日辞意表明の天皇陛下写し の代理馬、発射優勝である。
この8月8日の放送で、ニクソンは翌日付で辞任することと、フォード副大統領の昇格を発表。
上記、2着枠には モンドクラッセ が同居していたが、これが当日レース中途で、三浦皇成が負傷で、柴山雄一に乗り代わりとなっての出走。これまた、大統領の任期途中辞任、副大統領の代理昇格を映す仕掛け。
また、何故、当日の新潟5R 8枠17番 トランプカード この次期大統領候補の馬が8枠に出走していたのか。そして出馬表が出る頃早々に同居馬が取消していた。エルムでも関屋記念でも、この8枠の発射。関屋記念では、このトランプの位置 8枠17番 が優勝した。
さらに傍証として、このウォーターゲートにまつわる、大統領とジャーナリストとの対決、インタビューを描いた映画に 『フロストとニクソン』 がある。これから浮かぶ現役の1頭
マイネルフロスト 高木登厩舎
これが、日曜当日新潟のあるレースで、2頭出しで臨んできた。
日曜新潟 9R
4枠 6番 ルールソヴァール 高木登 厩舎
7枠12番 オールマンリバー 高木登 厩舎
この現実世界でも、映画でもニクソンと対決した、フロスト。このフロスト厩舎が 4枠と12番 このエルムの発射位置をサポートしていた以上、間違い無し。さらに、
日曜 ウォーター馬
小倉 2R 4枠 8番 ウォーターバステト
札幌 4R 8枠14番 ウォーターサルーン
新潟 6R 8枠15番 ウォーターメロン
小倉 7R 1枠 1番 ウォーターシャウト
実に、8枠に2頭のウォーター馬 4頭中、8枠に2頭 4枠 1枠 結局、このウォーターゲート事件辞任の大統領写しのエルムステークスは 4枠 8枠 で決まる。乗り代わりとウォーターの集中枠が8枠、優勝はニクソンだったのである。
8月8日 この会見で、この歴史を紐解き、辿り、リッカルド = リチャード・ニクソン に予め辿り着いていることが正しい、勝ち馬の読みである。
ちなみに、関屋記念 12番17番 五輪マラソン元代表、2大会のメダリスト・有森裕子の誕生日馬券だったのだが、日本代表選手、今回の3人 福士 田中 伊藤 日本人には多い名前も含まれるこの3人の内、2人が同居した枠が、昨日のレース当日、造型された。
日曜 関屋記念
6枠12番 ダノンリバティ 2着
8枠17番 ヤングマンパワー 優勝
日曜新潟12R
6枠12番 サンタクリリアス 田中清隆厩舎
8枠17番 シゲルシチフクジン 田中勝春 伊藤正徳厩舎
当日の女子マラソン選手サインで、代表二人、田中&伊藤 これが最終で置かれた位置2つで決まった。
この上、有森さん誕生日馬券だったのだから、何故か、女子マラソン応援レースだったことは間違い無い。
今週、五輪最終日、わたくしには、この春のあるGⅠ再現が為される絶対的確証がある。
御登録は
sir_delacroix@yahoo.co.jp まで
『詳細希望』 または 『登録希望』 の件名明記にて、空メールを下さいます様。
例により、シンプルと呼べる告知はあった。
先週金曜に、第8回ジョッキーベイビーズ 長野地区代表決定戦の結果が掲載された。これでまた
ベイビー → ベイビー馬 最も近い勝利レース
2016年8月6日(土) 札幌10R 十勝岳特別
1着 6枠10番 ロッカフラベイビー ルメール
2着 8枠14番 フェイズベロシティ 吉田隼人
そのまま、結果的に 日曜 第51回 関屋記念 枠連 6-8 まんまの告知ではある。
さらに、これも先週金曜
韓国の国際競走 ~ 日本馬の招待受諾 ~ 9月11日
コリアカップ クリソライト 音無厩舎
コリアスプリント グレープブランデー 安田隆行厩舎
共に、韓国GⅠとなっているが、かつての国際格付けGⅠ以前のジャパンカップのようなもので、ファンが大きく騒ぎ、話題になるような遠征、また選抜でもない。
が、昨日日曜 札幌ゲスト の芸人・永野。この方の所属事務所が グレープカンパニー でもあり、JRAの代表的なこのグレープ馬に何かが託されることは自然だった。結局は、この グレープブランデー の最も近い出走レースが、
2016年7月10日 第21回 プロキオンステークス 枠連 6-8
これまた 関屋記念 告知。もう1頭の クリソライト これが最も近く勝利したレースこそ
2016年3月9日 船橋11R 第61回 ダイオライト記念
1着 3枠 3番 クリソライト 武豊
2着 8枠11番 クリノスターオー 幸
これ同様、エルムステークス だが 3枠3番 ジェベルムーサ と クリノスターオー の8枠とで決まり、上記のまま 枠連 3-8 ならば一応は納得する。が、実際は 8枠のクリノスターオー 2着 ながら、優勝は人気薄 4枠4番 リッカルド 7番人気で 4-8 である。
そして、13日(土)の告知
夏、クライマックス! 【第2回札幌競馬開催日イベント】
この次週からの開催イベントの紹介だが、無論、キーワードは
クライマックス → JRAでかつて2頭の クライマックス 実在、トータルで1勝
内の1頭。未勝利で終わった クライマックス 加藤和宏厩舎 この最後の出走。即ち、JRAで最も近く クライマックス が出走したのが、2012年8月19日(日) 札幌2R 2枠3番 で8着。
わたくしは JAZZイベントを告知したうえで出走させた昨日の 3枠3番 ジャズソング からも、この3番がどこかで発射とも見込んだが、実は、このクライマックス最も近い出走当日の2つのメイン
第47回 北九州記念 枠連 4-8 → エルムステークス 枠連 4-8
実に、この北九州記念の勝ち馬 スギノエンデバー 浅見秀一厩舎 実は、この厩舎は今年のオークスで優勝馬に同居していた1頭 アットザシーサイド が居り、申し上げた通り
エルムステークス 前身(改称前)は シーサイドステークス
これで、今年の代表的な シーサイドの馬 その浅見厩舎のこの重賞勝ちレース 枠連 4-8 にたどりつきなさい、と云うメッセージだった。
この、浅見先生の最も近い重賞勝ちは、今年2月27日 第25回 アーリントンカップ であり、4枠6番 レインボーライン での勝利に、2着が 7枠12番 ダンツプリウス 実はこれもまた 4枠と12番 の決着で、エルムステークス と同じ。
加えて、昨日のもう1つの重賞 関屋記念 勝ち馬 ヤングマンパワー は去年のこの アーリントンカップ の勝ち馬である。
もう1頭の クライマックス 谷原義明厩舎 この最後の出走は、1990年6月24日 札幌5R 8枠10番 で競走中止 である。これをも伝えたかったのか、昨日日曜札幌での 三浦皇成 以降乗り代わりに至る競走中止。そしてこの クライマックス 中止 退場当日のJRAのメイン重賞こそ
1990年6月24日(日) 中京11R 第26回 CBC賞
6枠11番 パッシングショット 楠 橋田厩舎 優勝
6枠12番 テンザンブルース
8枠15番 バンブーメモリー 武豊 武邦彦厩舎 2着
8枠16番 ナルシスノワール 田之上 田之上厩舎
これが 枠連 6-8 これまた、関屋記念 告知。
申すまでもなく、週末に訃報の伝えられた 武邦彦先生。管理した中では最高傑作、しかも息子・豊騎乗でターフを沸かせた、1頭。馬名も 武(竹)の思い出 この馬の代表的なGⅠ勝利レースではなく、何故、このレースだったのか。わたくしも実は、武親子と同じ、この田之上親子、また厩舎、騎手。先週調べを入れていた。
結末 枠連 6-8 関屋記念と同じで、予告
発射枠に 武親子 と共に 田之上親子
これでやはり察知しないとな。
8月6日 広島の日 今年、オバマ大統領 訪問、スピーチ
8月9日 長崎の日 出席 長崎市長 田上富久
故人となられたターフの魔術師の発射枠に、田之上親子同居。この 6-8 のレースが使われ、クライマックス馬 で告知しようとした、と考えられるが、6-8 に 田上 では先週、文句は言えない。長崎ぶらぶら節。
以前から、長らく、ずっと不思議あるいは疑念に思っていたことがある。競馬のジョッキーは、臨機応変と共に、情緒が平坦で、上下動が余り無く、沈着、また遂行能力が高く、その上エンターテインする、アーティスト的素養が必要で、要は盛り上げが上手い冷徹な性格が求められる、とずっと思っている。結果、興奮しない、情緒豊かでも乱れない、崩れない、と云うタイプにしか、大仕事は任せられない。
天才と呼ばれ続けて30年。武豊さん。この方は、果たして泣くのだろうか。帰宅して、御家族の前で「素」に戻る時、小言を言ったり、その日のレースでの馬体の寄せ、コース取りの下手な若手や関係者への愚痴、不平不満で不機嫌や八つ当たりはあるのか。レース後、小倉なら、若手と飲みに出かけ、「何で、あそこでもっと外へ出さんのや。さっとスムーズに追って、上がっていけるやろ。下手くそやなぁ」くらいは言って、先輩の貫禄で、叱り、飲ませ、女の子のいる場所へ連れていく、くらいはトップジョッキーとして当然だろうが、この方が果たして何処で、奥様の前で、気の許せる親友の前で、果たしてどんな顔で泣くのだろうか?
言わずもがな。血の通った人間であり、優秀なアスリートであり、巨大な責任、プレッシャーを担って来た天才である。個人であるとともに組織の顔、代表者。
まさかと思った、邦彦先生の訃報。そして通夜。無論、現代を代表する競馬人。
この席で御挨拶があったらしい。言及には及ぶまい。
元来、馬に曳かれる以上に、パパに惹かれ、その菊花賞やダービーの勇姿を仰ぎ見て、河内さんなどいい先輩、兄弟子に恵まれつつ、成長。今や後輩総ての手本となり、競馬界の人間はあんな奴らか!と後ろ指されないような言動、行動規範、また業界内ルールを具現、保守せねばならない代表者。
イチローらと並び、ただの業界人にとどまらず、現代アスリートの代表格である。
が、全くの勝手な想像ながら、何時まで経っても、帰宅後、レースを振り返りつつ、もっと手綱を柔らかく、とか、追い出しが甘い、またアクションの取り方や見えない後方への配慮、要はレースの組み立て全般に就き、魔術師のパパに何気なく言われ、教わりつつ ディープインパクト ばかりか、一般のレースの5着、ブービー馬まで学び、見守られ続けてきた、師匠と弟子ではなかったか。わたくしはディープインパクトも普通の馬だと申し上げて来ているが、結局、このお二人も、一組の父子、普通の子弟。ただ、目立つ立場になっただけ。創業者と後継だったのではないか。
人気で負け、降着の憂き目や落馬の大舞台の日もあった。この方とて傍で見る以上に、人生悲喜こもごも。
正直、面識もなく、京都に旅行の折は、タクシーの運転手さんにここが武豊の家や、と近くを通るとしばしば紹介されることはあるが、長らくこの世界を見ているから、とても他人と思えないのである。また、あのパパの飄々、全然威張らない、静かな大物ぶり。こんなおやっさんになりたい、と思わせるダンディで温容な方だった。
誰にでも訪れる別れ。
次、「父も喜んでくれると思います」というコメントは、果たして何時出るのか。
パパを見るたび、よく似ているなぁ、と思ったものだ。
御登録は
sir_delacroix@yahoo.co.jp まで
『詳細希望』 または 『登録希望』 の件名明記にて、空メールを下さいます様。