季節はずれのインテルメッツォ(続)

音楽、文学、絵画、スポーツ、シェパード等々についての雑記帖。

フランツ・フェルカー

2016年07月05日 | 音楽
ちょっと前にロスヴェンゲを紹介した。ベルリンオペラのアンサンブルの一員である。僕が芋づる式に名歌手を知った経緯も書いた。
そうした中で知ったテノールをもう一人紹介しておこう。

Franz Völkerという。初めてワーグナーの「リエンツィ」の中のアリアを聴いた時は驚いた。無理なく響く、柔らかい声でワーグナーが歌える、これは僕にとっては発見であった。
今日ではウィキペディアなどにより、当時の名テノールで、ワーグナーの1典型を確立した、などのわけ知り顔の知識を持ってはいるものの、そんな知識は邪魔である。

ついでに、相手役はアンナ・マリア=ミュラーという。興味のある人はこの人も検索してみたら良い。日本ではもうほとんど検索する人もいないと思われるからこれをコピーすれば良 maria Müller Soprano


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