
皆さんこんにちは。
私は先日、筋ジストロフィー病棟に入院している患者さんと共に"季節を感じる会"に参加してきました!
"季節を感じる会"というのは、当院の療育指導室が主催する行事の1つです。
今回のテーマは2つ!
1つ目は、"イングリッシュガーデン"
イングリッシュガーデン内には、藤の花のアーケードなど多くの植物が展示されていました。
風鈴も飾られており、患者さんたちは団扇であおぎ音を鳴らしていました。
雨が続いて憂鬱なこの季節。風鈴の爽やかな音で、心が少しスッキリした気がします。
耳でも季節を感じることができました!
2つ目は"グランピング"
グランピングは4階の屋外庭園にて行われました。
その日は見事に晴れ!!気温は25℃近くありました。
普段はなかなか浴びられない日差しを浴びて、患者さんたちも気持ちよさそうでした!
指導室お手製双眼鏡を覗いてみると、富士山や金閣寺、ホッキョクグマなどか見えました。
双眼鏡を通してですが、様々な景色を見ることでリフレッシュになったのではないでしょうか。
実際に参加された患者さんから感想を聞きました!
Aさん
コロナ禍で外に出られない期間が長かったから、屋外庭園だったけど外に出られて気分転換になった。
できるなら、秋にも外に出られるといいな。いつもの病室とは違う感じが味わえてよかった。
忙しい中、準備してくださった指導室の皆さん、ありがとうございました!
Yさん
コロナ禍の中、病院屋上に行き、初夏の日差しや風を肌に感じることができて良かったです。
気分転換にもなりました。コロナ禍ではありますが、このような企画を設けてもらえて感謝です。
早くコロナが収まって自由に外に出られるようになるといいなと思います。
"薫風や 久方に肌 迎えたり"
今回、指導室主催の行事に参加させていただく中で、
普段のリハでは見られない患者さんの表情や反応を見ることができ、新鮮でした。
今後も、病棟とリハで連携をとりながら、患者さんの新たな一面や表情などを引き出していき、
より良いリハビリ介入となるよう頑張ります。
また、患者さん達が充実した病棟生活を送れるように支援していきたいと思います。
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【注意】
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