当院にドライングシュミレーターが導入されて3カ月になりました。
HONDA ドライビングシュミレーターDB型 Model A®という最新機種です!
スタッフ研修がひと通り終了し、各々のスタッフが患者さんに指導でき、スタッフ自身もドライビングシュミレーター操作ができるような態勢となっています。
スタッフ研修にはドライビングシュミレーター操作チェックリストを作成し、チェック項目の全てを二回実施、指導できるように取り組みました。
当院リハビリテーション科 回復期病棟入院中の患者さんへの導入も始まりました!
患者さんがドライビングシュミレーターを使用するには、リハビリテーション科医師の処方が必要です。医師の処方のもと、医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がチームで
関わります。運転方法の評価や身体機能治療の一環としてドライビングシュミレーターを使用します。
先日6/11のブログにもアップしましたが、HONDA ドライビングシュミレーターDB型 Model A®は3面液晶モニター・シフトレバー・ステアリング・シート・ペダルなど実車相当の部品を数多く使っているため、患者さんが実際にシートに座り、ハンドルを握ると、その感触に「おぉーっ」と歓声が上がっています。
座席の位置合わせから患者さんに実際に操作してもらい、8種類のソフトから個々に合わせたソフトを選択します。当院では、身体・認知機能の評価やリハビリテーションの一環として実施していただいています。
一例ですが、初めてドライビングシュミレーターを使う際には、まず操作を覚えるために慣らし運転をしてもらいます。簡単なコースを走ってブレーキ・アクセル・ハンドルの位置を覚えます。そのうえで、運転反応検査・運転操作課題や危険予測体験など各種検査や課題、体験コースを実施していただいています。
実際の運転してみた感想を聞いてみると
「思ったようにいかない」
「久しぶりにハンドルを握って感覚が違う」
「慣れてきたら簡単ですね」
など様々です。自分の操作が瞬時にモニターに反映されることから、運転に関する正しい自己評価を促す一助にもなっているようです。
当院では、回復期リハビリテーション病棟に入院されている患者さんをはじめ、将来的には周辺地域のみならず運転再開を希望される方に、ドライビングシミュレーターを用いた安心できる環境で安全に運転評価・練習が出来る自動車運転再開支援を提供していけたらと考えております。
自動車運転の再開を考えている、希望されている方は是非一度リハビリ科を受診して、相談窓口にお問合せしてください。ドライビングシミュレーターを体験してみてはいかがでしょうか。
東埼玉病院リハビリテーション科ホームページはこちらをクリック
【注意】
本ブログの掲載記事は,個人的な見解を含んでおり正確性を保証するものではなく,
当院および当科の総意でもありません.
引用や臨床実践等は各自の判断と責任において行うようお願いいたします。
HONDA ドライビングシュミレーターDB型 Model A®という最新機種です!
スタッフ研修がひと通り終了し、各々のスタッフが患者さんに指導でき、スタッフ自身もドライビングシュミレーター操作ができるような態勢となっています。
スタッフ研修にはドライビングシュミレーター操作チェックリストを作成し、チェック項目の全てを二回実施、指導できるように取り組みました。
当院リハビリテーション科 回復期病棟入院中の患者さんへの導入も始まりました!
患者さんがドライビングシュミレーターを使用するには、リハビリテーション科医師の処方が必要です。医師の処方のもと、医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がチームで
関わります。運転方法の評価や身体機能治療の一環としてドライビングシュミレーターを使用します。
先日6/11のブログにもアップしましたが、HONDA ドライビングシュミレーターDB型 Model A®は3面液晶モニター・シフトレバー・ステアリング・シート・ペダルなど実車相当の部品を数多く使っているため、患者さんが実際にシートに座り、ハンドルを握ると、その感触に「おぉーっ」と歓声が上がっています。
座席の位置合わせから患者さんに実際に操作してもらい、8種類のソフトから個々に合わせたソフトを選択します。当院では、身体・認知機能の評価やリハビリテーションの一環として実施していただいています。
一例ですが、初めてドライビングシュミレーターを使う際には、まず操作を覚えるために慣らし運転をしてもらいます。簡単なコースを走ってブレーキ・アクセル・ハンドルの位置を覚えます。そのうえで、運転反応検査・運転操作課題や危険予測体験など各種検査や課題、体験コースを実施していただいています。
実際の運転してみた感想を聞いてみると
「思ったようにいかない」
「久しぶりにハンドルを握って感覚が違う」
「慣れてきたら簡単ですね」
など様々です。自分の操作が瞬時にモニターに反映されることから、運転に関する正しい自己評価を促す一助にもなっているようです。
当院では、回復期リハビリテーション病棟に入院されている患者さんをはじめ、将来的には周辺地域のみならず運転再開を希望される方に、ドライビングシミュレーターを用いた安心できる環境で安全に運転評価・練習が出来る自動車運転再開支援を提供していけたらと考えております。
自動車運転の再開を考えている、希望されている方は是非一度リハビリ科を受診して、相談窓口にお問合せしてください。ドライビングシミュレーターを体験してみてはいかがでしょうか。
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当院および当科の総意でもありません.
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