去る2017年1月6日にリハ科内で勉強会を行いました。
内容はアナトミートレインの基礎的な部分から少し臨床的な部分に向けて、でした。
アナトミートレインとは、筋筋膜経線の12本(現段階で)のラインのことを列車の線路に見立てたものを例えた用語です。
最近は、筋膜という用語も一般的に浸透してきている印象がありますね。
リハの世界でも、従来の個別の筋に焦点を当てた考え方から、筋膜を介した相互の筋連結に焦点を当てた考え方も広まってきている気がします。
さて、勉強会ではTom Myers著の書籍「アナトミートレイン第3版」を基に、現在提唱されている筋膜体系について概要を確認しました。
これらの理論を頭に入れておくことで、評価・治療の視野が広がることは間違いないと思います。
書籍の中で何回か強調されていますが、あくまで解剖学的(運動学的にも)な視点から構築された部分が大きい理論(仮説も多分に含むそう)のようです。
なので、詳細については、これからさらに根拠を補強し、改良が加えられることが期待できそうです。
しかし臨床的にみれば、すべてこれらの筋筋膜経線の関係性だけでは説明できない現象や状況もまだ多く存在します。
経線の相互の関係性も重要ですが、単一の経線内のアンバランスも実際は大きく姿勢や動作に影響すると考えられます。
今後は、臨床実践の中で誰でも筋膜経線を有効に活用できるような理論の発展が楽しみですね。
*著作権侵害を避けるためぼかしてあります。
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内容はアナトミートレインの基礎的な部分から少し臨床的な部分に向けて、でした。
アナトミートレインとは、筋筋膜経線の12本(現段階で)のラインのことを列車の線路に見立てたものを例えた用語です。
最近は、筋膜という用語も一般的に浸透してきている印象がありますね。
リハの世界でも、従来の個別の筋に焦点を当てた考え方から、筋膜を介した相互の筋連結に焦点を当てた考え方も広まってきている気がします。
さて、勉強会ではTom Myers著の書籍「アナトミートレイン第3版」を基に、現在提唱されている筋膜体系について概要を確認しました。
これらの理論を頭に入れておくことで、評価・治療の視野が広がることは間違いないと思います。
書籍の中で何回か強調されていますが、あくまで解剖学的(運動学的にも)な視点から構築された部分が大きい理論(仮説も多分に含むそう)のようです。
なので、詳細については、これからさらに根拠を補強し、改良が加えられることが期待できそうです。
しかし臨床的にみれば、すべてこれらの筋筋膜経線の関係性だけでは説明できない現象や状況もまだ多く存在します。
経線の相互の関係性も重要ですが、単一の経線内のアンバランスも実際は大きく姿勢や動作に影響すると考えられます。
今後は、臨床実践の中で誰でも筋膜経線を有効に活用できるような理論の発展が楽しみですね。
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