
“脳卒中の患者さんを担当したら”
先日、上記の勉強会を開催しました。
今回は回復期病棟Nrsも交えて、ケーススタディを通して、他職種からの目線で色々と意見交換がされました。
今回の勉強会の目的としては、色々な人の考え方・感じ方を聴き、自分の引き出しを増やすことでした。
それを元にケーススタディでは、①実際に処方箋を貰ったら②初回評価までに入手しておきたい情報とは③動作から見る問題点の抽出について、演者から参加者に対して質疑応答を行い、新人スタッフからベテランスタッフまで様々な意見が飛び交っていました。
処方箋や画像から得られる情報や検査値から読み取れる状態、そこから連想される患者像のイメージやリスク管理の列挙、主治医に確認したいこと、セラピストとして評価したいことの列挙など、普段の業務に必要な思考が養われたと感じます。
今回の勉強会を通じて、新人スタッフにとってはベテランの意見が聞けたことで参考になったことも多くあったのではないかと思います。
実際に新人からの感想で「そういう視点があったのか」「評価~治療までの考え方がわかった」「意外と大事なところがあるんだな」「実際に患者さんを担当した時のイメージがわいた」という声が聞かれました。
また、ベテランのスタッフにとっても意見を発することで自身の情報を整理する良い機会になったと思います。
東埼玉病院リハビリテーション科では、リハビリテーション科の質の向上を目的に、毎月このような勉強会を開催し、日々研鑽を積んでおります。
今後も、勉強会の報告をブログで紹介していければと思います。
下図は勉強会の様子です。


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