東埼玉病院 リハビリテーション科ブログ

国立病院機構東埼玉病院リハビリテーション科の公式ブログです

*表示される広告は当院とは一切関係ありません

入職して2か月経って~新人女性理学療法士~

2019年06月26日 | 紹介

四月に入職して2ヶ月が経過しました。

私は回復期病棟という整形外科疾患、脳血管疾患の方々が多くいらっしゃる病棟に配属になりました。

社会人1年目として、また理学療法士1年目として悩みや不安の毎日です。



1つ目に、専門職、また社会人としての文章構成や、話し方です。

他職種とのカンファレンスやカルテ記載の際には、専門的な立場の考え且つどの職種にもわかりやすい内容を話す必要があります。

簡潔に丁寧な文章を書くこと、話すことが苦手な私に、先輩方は文章構成や言葉の使い方を一から教えてくださいます。

教えて頂いたなかでも、最も私が意識しているのは伝えるべき事に優先順位をつけることです。

優先順位をつけ、述べることで、聞き手も要件が理解しやすくなります。

自分の伝えたいことをわかりやすく簡潔に伝えられる能力は、忙しない病院内で仕事をする上で重要だと考えます。



2つ目に、患者さんとのコミュニケーションの取り方です。

コミュニケーションについては、教科書には載っていません。

性格や今までの生活などを汲み取った上で、その方にあったやり方が必要です。

まだ入職して2ヶ月の私には、その患者さんにあわせたコミュニケーションをとることは難しいです。

会話を続けようと思い、話題を多く出しても興味のあるものでなければ、会話は続かない事に気がつきました。

できるようになるには、会話を増やすことだけではなく、実際に先輩方がどのように話しているかを観察して、その要素を盗むことが大切だと思います。

先輩方の多くは、患者さんの出身地や、趣味、仕事についてを質問する事で、患者さん自身が進んで話ができる環境を作っていました。

そうする事で、円滑なコミュニケーションを図れ、良好な関係性の構築に繋がるのだと思いました。先輩方のリハビリの内容だけではなく、コミュニケーションや関係性についても、観察し盗み、自分のものにしていきたいです。



2ヶ月間はあっという間に過ぎていきました。

その中で、私の小さな質問でも優しく丁寧に答えてくださり、時には先輩から声をかけてくださることもあります。

毎日たくさんの指導をいただけて、勉強になることばかりの環境で働くことができて嬉しく思います。

また、仕事以外でも食事に誘ってくださったり、一緒にスポーツをする機会も設けてくださるため、少しずつ環境に慣れ、自分らしさを出せるようにもなってきました。

今後も、悩みや不安、疑問にぶつかることは多くあると思います。

一つ一つ考え、解決していきながら、自分らしさを忘れず、先輩方のような素敵な理学療法士になれるよう努力していきます。




東埼玉病院リハビリテーション科ホームページはこちらをクリック

【注意】
本ブログの掲載記事は,個人的な見解を含んでおり正確性を保証するものではなく,当院および当科の総意でもありません.引用や臨床実践等は各自の判断と責任において行うようお願いいたします。