東埼玉病院 リハビリテーション科ブログ

国立病院機構東埼玉病院リハビリテーション科の公式ブログです

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新入職員のみなさまへ①

2022年06月04日 | 紹介

こんにちは、東埼玉病院リハビリテーション科の作業療法士(以下、OT)です。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今日は、今年度から入職されたみなさまへ向けて少しお話ができればと思い、

ブログを書いております。

気が付けばもう6月になりましたが、新しい環境や仕事には慣れてきたでしょうか?

 

私が東埼玉病院のOTとして入職してから、早いもので6年目となりました。

昨年の今頃、国立病院機構本部にて、「新採用職員として必要なこと(先輩からの提言)」

という内容についての講義を行わせていただきました。

大変おこがましいのですが、ブログを通して講義内容を紹介していこうと思います。

 

 

 

新人時代を振り返り、自分はどんなことに頭を悩ませていたのかを考えて、その中で

特に「困っていたこと」をいくつか挙げてみました。このブログを読んで下さっている方の中には

同じ困りごとがある新入職員の方もいるのではないでしょうか。

コミュニケーションが十分に取れないと情報共有が行えないため、ミスや患者様の不利益につながる

ことがあります。そのため、苦手意識をなくして少しでも積極性を出せるように努力しました。

どのように質問をしたらよいかわからないことが多かったのですが、自分の中で整理をして、

考えをまとめたうえで質問をするように意識しました。私は頭の中だけではまとまらなかったので、

紙に書き起こすことでうまく整理することができました。

リハビリテーションの技術、知識がないことに対しては、プリセプターの先輩から、「新人だから

問題ないよ。徐々にできればいいからね。」と何度も言っていただきました。その言葉で気が楽に

なったことを覚えています。焦らなくていい、少しずつ経験値を増やせばいいんだ!そう自身に

言い聞かせ、先輩や上司に質問をしながら徐々にですが技術を身に着ける努力を続けました。

 

 

次にOTとして働く中で、普段から「心がけていること」は何だろうと考えました。

そこでまず挙がったのは 、いわゆるホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)です。

業務中に報告、連絡、相談のタイミングを逃してしまったがために、それがミスに繋がって

しまったことを思い返し、その必要性を強く感じました。

それから、情報共有やコミュニケーションも重要であり大切だと考えています。報・連・相と

共通する部分もあり、多職種連携が必要不可欠なOTとしては多職種との情報共有も重要で、

患者さんの反応がどうだった、今日はリハビリテーションでこんな様子だった、など些細な情報

でもいいと思います。ちょっとした情報でもより良いリハビリテーションに繋がることがあるの

ではないかと考え伝えるように心がけています。

また、仕事の話だけでなく、世間話も立派なコミュニケーションです。何気ない世間話を通して

多職種の方々と関係性を築くチャンスにも繋がり、仕事の話もしやすくなるものと思います。

そして最後は体調管理です。そもそも体調が良くないと仕事も十分にできないため、まずは自分の

体調管理をしっかり行えるように睡眠時間を十分とるように心がけています。

 

 話が少し長くなりそうなので今回はここまで。続きは次回・・・

 

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【注意】

本ブログの掲載記事は,個人的な見解を含んでおり正確性を保証するものではなく,

当院および当科の総意でもありません.引用や臨床実践等は各自の判断と責任において

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