杉と楠は舟をつくるように！

パレットや梱包材に北海道からのエゾマツ　カラマツが使われるのが一般的です。ぎりぎりの単価に対して　この時代（もっとも大手は毎年コストの削減を要求します）どうしてもコスト削減の協力を申し渡されたならば
　
　　　　　『杉』　　

もうそれしかないだろうと　昨年、取り扱う製材所を訪問したのだけれど
なかなか切り替わるチャンスが訪れません。　
この頃　ちらほら梱包材であそこは杉を購入したらしい。パレットも・・だそうだ。と聞こえてきます。
杉　杉と思っていたら　『日本書記』に
　〈宮殿建築には檜を使え　杉と楠は舟をつくるように　槙は死体を納める棺にせ　　よ〉
こんなことを書いてあるということを思い出して
どうして　舟に杉なのだろう？と思考は横道にそれだした。
たぶん軽くて木が扱いやすいからかもしれませんね。
軽い？
重量物に耐えられるかな？
ワンウェイや一トンぐらいの荷物を載せるパレットならいいかもしれません。
考えて調べて　なかなか実行にうつさないのは　あまりほめられたことではありません。

杉でパレットをつくるように！