婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

散歩道

2024-01-30 15:50:18 | Weblog
最近、目が益々悪くなってきて困惑しています。
(50代後半からの白内障のせいかな?)
この目は、仕事にも使うため大事に使っています。
就寝時に布団の中での読書を諦めた時、少しショックだったかな?
最近、オーディオブックが注目されてきているので興味はあります。
しかし、困ったことに耳に悪いのではないかしら?と一抹の不安を覚えます。
年齢がいくと耳も遠くなるようです。
そういえば電子の体温計の音が時々聞こえません。
長年連れ添った愛犬も目が薄い白色になって耳も聞こえなくなっているように感じます。
おっとりしていた性質だったはずですが短気になってきたように感じます。
きっと、脚が1本無くなったのでもどかしいことがあるのかしらと思います。
一緒に散歩していたところを一人で歩くと寂しくなります。




前に道がある限り歩き続けようと思う。


  木製パレット製造販売青梅(有)信友

ハンドルに手袋

2024-01-30 15:35:06 | Weblog


ハンドルに手袋を掛けてみました。

画像だと今一つなのだが 
実際に遠くから見ると人が乗っているように見えるそうです。
「あー!驚いた!」って聞くと
「うふふ」と嬉しくなる。

 木製パレット製造販売青梅(有)信友



東京国立博物館/博物館に初詣

2024-01-24 14:42:17 | Weblog
『博物館に初詣』という言葉に暮れから元旦はウキウキしていました。

干支の龍づくしのうえになんといっても等伯の松林図屏風も見れるようなので楽しみにしていました。
それが、元旦の夕方の地震で意気消沈。
確か長谷川等伯様は、七尾の出身で『松林図屏風』は郷里の風景だったと記憶していましたのでなんだか複雑な心持になってしまった。
久しぶりに紬の付け下げにお洒落な袋帯でなどと思っていましたがしばらくお預け状態です。
そんな時、中尊寺金色堂の文字が目に飛び込んできた。

以下抜粋
※ユネスコの世界遺産に登録されている平泉の文化遺産のシンボルでもある国宝・中尊寺金色堂。その建立900年を記念して、堂内の中央須弥壇に安置された国宝の仏像11体をすべて初めて寺外で拝観できる特別展が、上野の東京国立博物館の本館特別5室で、1月23日(火)から4月14日(日)まで開催される。

中尊寺は、死ぬまでに足を運びたいところだったので金色堂がやって来るってすごいよね。
正確には、仏像11体。
よって1/23その日に焦点を絞って全てのスケジュールを調整しました。



金色堂の模型や仏像11体は、期待通りではありましたが・・
心の中でつぶやいたのは、これではない!!
ますます中尊寺への憧れが増したのは言うまでもない。
なんだかうまく表現できないのがもどかしい。


博物館に初詣は、たくさん龍が見れて満足でした。
『龍虎』この書は、ほれぼれする達筆さです。
そして華やか



もちろん等伯様も・・
しばし屏風に吸い込まれてきました。



お休みではない日に出かけると情緒には欠けるしそれに目的以外は、わき目を振らずに帰ってこなければいけないよね!?って本屋へ寄り道。
そこでなんと全て読んだはずの葉室麟様の未読を発見!!

『不疑』

「えーーどうして!?」
これは、今日一番の収穫だったかもと胸に抱きしめる。
店員さんと目が合う。
まだ、購入していないのにそんなことをしてはいけないのです。

  木製パレット製造販売青梅(有)信友



ネネはヨウムだった

2024-01-22 14:56:06 | Weblog
昨年 郷里の友が送ってくれた本の中に題名が『水車小屋のネネ』という小説がありました。
ネネという少女が水車小屋で暮らす話かしら?
(本当はまったく違うお話なのです)
それにしては、装丁が内容にそぐわないような気がするけれど・・
(当たり前なのです)
なんだかなぁーって後で読みますのほうに積んでおきました。
(自分でもわけのわからないことをしていることがあります)
その本の上には、どんどん本が積まれていきました。
時々、少女ネネだけが気になりました。
幼い頃に読んだお気に入りの物語と重ねたからでしょう。
どういうわけか少女が旅をしていてその途中に小さな小屋で暮らし始めました。そこは、そばに小川が流れて綺麗な野の花が咲き乱れ蝶々や小鳥が飛び交っているようなところでした。 
樹の蔦で籠を編んだり 靴も作って見たり
少女時代、そこで暮らしている自分を繰り返し夢想しておりました。
しかし、その本は、どんなに首を右に左にはてな??をしても
題名も自分の本だったのか
はたまた図書館から借りてきていたのか思い出せません。
そんな折、ある方のブログで『水車小屋のネネ』の装丁が羽を開いた鳥のようになって目に飛び込んできました。
これは・・・
もしや平凡に慎ましく暮らす人々のお話かな?
帰宅して早速、謝りながら本を開く。
(送ってくれた人と本に謝罪です)
津村記久子さんの本を読むのは、初めてです。

ネネは、ヨウムだった。

読んだら本の好きな孫娘に送ってあげたくなった。


  木製パレット製造販売青梅(有)信友




『ともぐい』の小説の中で過ごす日々

2024-01-17 14:28:29 | Weblog
仕事が終わったら『インターバル速歩』を避けては帰れないのだが、
したっけ読みかけの本が待っているので心がうずうずしてしまう。
どうしようかなって早めの切り上げ。
帰宅後、猛スピードでいろんなこと(夕飯、翌日の下ごしらえ、風呂、洗濯など)を片づけて どれどれと本を開くと並んで座っている犬が1本しかない前足でヒョイヒョイ語りかける。
無視をしていると冷蔵庫の下でおやつをねだる。
ああ、これだ!ってガッカリしてしまう。
膝を立ててクッションを置き本を置いて私の片手は犬を撫でる。
すごくいい場面なので譲れない。

作家は、北海道出身の河崎秋子様
北海道の山の中で暮らす猟師の話って簡単に片づけてしまっていいのかなって思う。
でも後は、ご自分で読むなり検索するなりおまかせします。
『ともぐい』


この本の出だしで まず東川の製材所の社長さんがかなり前に撮った雪の上の鹿の亡骸が鮮やかに思い出されて
次には、したっけ、わやの方言で美瑛の社長さんの顔が脳裏に浮かび
私の短絡的で単純な思考回路でハハハと笑うだけ。
かれこれ10年以上は、北海道へ行っていないのに気づかされた。
孫が生まれる、犬を飼ったという理由にならない理由だった。
さて、読み進めるうちに配役が出来上がって それゆえ尚この小説に夢中になってしまったのでしょう。
勝手に想像して当てはめて?時々、自分も小説の中に入ってしまって悪い癖です。
それが残すところ数ページになってしまって終わるのが惜しくて翌日にまわしてしまった。

緊張していたからラストは、週末にして本日はワインを飲みながらこっちにしようかな。


大好きなヤマザキマリ様も北海道でした。


  木製パレット製造販売青梅(有)信友