東京植物検疫協会

1・熱処理材などがきちんと保管されているか（届け出の場所）
2・スタンプの保管　
3・書類は不備がないかなどの検査または調査に植物検疫協会の担当の方がいらっしゃいました。

材木置き場は、遠方のため最寄の駅で待ち合わせをしました。
キョロキョロと年配者を探したがみつからない。
それもそのはず　ずいぶん若い担当者の方でした。
あぁ　驚いた。
「お若いですね」
初対面でそんなことを言ってしまった。
「昔は、お年寄りばかりでしたよね？」
「今は30代が多いです」
「まぁ～」
まったく本題からはずれた話題になってしまった。
さて　保管場所や書類は合格でした。
お昼は何を食べようかしら？とぼんやり考えていると
「ホームページはごらんになっていますか？」
「！？時々・・」（どこのホームページかしら？）
「輸出用木材こん包材における不適合な事例があって登録を取り消された会社があったのです」
「不適合ってなんですか？」
どうやら熱処理をしていない材木にペタペタとスタンプを押していたらしいのです。
「ふぅ～ん　そんなことどうしてわかったのですか？」
「内部告発です」
「それ最低ですね」
「そんなことから国のほうで抜き打ちに検査にくるのだそうです」
「たいへんですねぇ～」
抜き打ち検査をして何がわかるのかしら？
なんだかよくわからない。

熱処理の置き場だといって高く積み上げた熱処理パレットを見ていた。

ふと上からばらばらと降ってくるのではないかと思った。



　　木製パレット屋のつぶやき