この本の中のクライマックスで夜討の描写が素晴らしくてそれを人に説明しようとしたら
言葉につまった。
なぜなら、自分が〈あのねチャンチャンバラバラの書き方がすごくてさー〉なんて言葉を発しようとしているのに気づいたからだ。
いくらなんでも チャンバラなんて風情?のない言葉は、使いたくない。
刀剣で切り合う様が臨場感にあふれて目の前に飛び出したかのような描写文だった。
人に格好よく伝えるってむずかしいね。
しかし、私はまた なんでこの本から逸脱して刀の切り合いばかりが印象に残ったのだろう。
それが引きずりこまれるほど うまい文章だったんだな。
幼いころ 近所の男の子が遊びに来てその子は大人しく本を読んでいたそうだ。
私は、どこにもいなくて探すと なんとタンスの上に上って刀を振り回していたらしい。
残念ながら 刀に縁のある成長はしなかったが
チャンバラって聞くと おうっおうっ!ってうれしくなる。
本を読み終わって 後、家でやぁーやぁーって棒を振り回したのは言うまでもない。
本日のスープランチ
豚汁
🍙、煮卵
木製パレット屋の婆さんはチャンバラって好き