なんだろう?
朝顔でもないし昼顔でもないしと思っていた。
それは、夕顔だった。
朝顔でもないし昼顔でもないしと思っていた。
それは、夕顔だった。
育てていらっしゃる方が笑顔でおっしゃった。
「夕顔ってとてもいい香りがするそうなので楽しみです」
まあ!?これが夕顔なの?
楚々とした夕顔の君しか念頭にない。
それから毎日そこを通るのが楽しみでした。
しかし、蕾がついたのに何故か花を見れない。
思い切って尋ねてみた。
「この花は、いつ咲くのでしょうか?」
「夕方から夜です」
「えっ!?」がっかりしてしまった。
気をとりなおして
「ところで芳しい香りでしたか?」
まあ!?これが夕顔なの?
楚々とした夕顔の君しか念頭にない。
それから毎日そこを通るのが楽しみでした。
しかし、蕾がついたのに何故か花を見れない。
思い切って尋ねてみた。
「この花は、いつ咲くのでしょうか?」
「夕方から夜です」
「えっ!?」がっかりしてしまった。
気をとりなおして
「ところで芳しい香りでしたか?」
「それがそんなに匂わないのです。花はたよりなくくしゃくしゃですし」
そこで人目もはばからず蕾に鼻をヒクヒクしてみた。
植物の青い匂いしかしない。
「蕾は匂いませんよ!」
そこで人目もはばからず蕾に鼻をヒクヒクしてみた。
植物の青い匂いしかしない。
「蕾は匂いませんよ!」
とても失望してしまった。
なぁんだ!!
でも もしかしてこの夕顔は、あの食べる夕顔がドロンとぶら下がるものかしら?
がっかりして どうでもよくなった。
きっと先に食べるユウガオを脳裏に思い描いたらこんなに恋焦がれなかったかもしれない。
がっかりして どうでもよくなった。
きっと先に食べるユウガオを脳裏に思い描いたらこんなに恋焦がれなかったかもしれない。
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