婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

強風にのったスギ花粉

2024-02-29 15:00:18 | Weblog
この数日、外を見ると薄茶色の渦巻きが次から次へ舞い上がり 普段穏やかに流れる川面には高い波が面白いように湧き上がる。
「凄い波!見て見て」
「・・・・」
事務所で仕事をしている人を捕まえて お構いなしに一人テンションをあげていた。
「ほらっ滅多に見られないわよ」
「・・・・」
夕方、インターバル速歩の最中に飛ばされるのではないかしらと思いながら風に歯向かって歩いたり。
実は、結構楽しんでいた。
しかし、帰宅後も風は弱まらず家の雨戸は、カタカタギシギシ。
これは飛ばされるのではないかしら?と嫌な思いが脳裏を横切った。
「アレクサ!風が強いかしら?」
「風速〇〇で強い風が吹くでしょう」

その夜からくしゃみと蛇口が壊れた水道のように勝手に鼻水が流れて 目も顔も痒くなった。
花粉症の始まりだった。
ある程度、年齢がいったら少しは花粉症もよくなるでしょうといわれて40年以上は経っている。
いくら私が若いといっても花粉症はお断りしたい。
翌朝、私の顔を見た人の開口一番が
「どうしたのその顔?目は血走っているし言っちゃ悪いけれど鎌を持ったオニババみたいだね」
返す言葉がなかった。
オニババは、その日あまりに目の周囲や肌が痛くて化粧をすることを止めました。
夕刻、今度は
「目の周りがまるで殴られたオニババだね」

どうやらオニババは、襲おうとして返り討ちにあったのだ。

ため息が出た。
見ようによっては、確かにオニババに見えないことはない。


マスクをして眼鏡をかけてコートのフードを被って歩くことにした。
変装ではないのです。
花粉症対策です。

5月の連休が終わるまでは、しばらくの辛抱です。



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