教育委員会制度などについて意見や情報を交換し合うため15日、大津市の越直美市長と府教委の中原徹教育長が府公館(大阪市中央区)で懇談した。
越市長の呼びかけに中原教育長が応じた。この日は、約1時間半にわたって英語教育▽教育委員会制度▽いじめの問題について話し合った。
教育委員会制度について越市長は「今の制度は責任と権限の所在が非常に不明確。いじめの問題の時も感じたが、市民にとって分かりにくくなっている」と指摘。中原教育長は「あれだけ痛ましいことがあって、越市長がこれだけ仕組みの問題を実感している。一刻も早く変えなければならない」と話した。