【幼稚園】平和ってすてきだね！

6月22日(月)　～平和の集い～

昨日6月23日（火）の「慰霊の日」にちなんで、幼稚園では平和の尊さや戦争の怖さ
について5歳児なりに感じ取り、「友達と仲良く生活する」ことの大切さや「ものを大切にする」こと、
「平和に生活できることへの感謝の気持ちをもつ」機会にしたいと、平和の集いをしました。
今年は、園児のひいおばあちゃんで大湾に在住の、泉川としこ氏に「おばあちゃんが子どもだった頃」
というお話を聞かせてもらったあと、絵本の「つるちゃん」の映像をみました。
おばあちゃんが子どもだったころ、電気も今のようになく、夜は月明かりの下で夕食をすることもあっ
たことや、食べ物も今のようにたくさんなかったこと等のお話がありました。また、13歳の頃に戦争が
あり、防空壕やお墓の中に隠れたこと、ヤンバルに5日間も歩いて逃げたこと、食べるものが何もなくて、
つわぶき(ちいぱっぱ)の葉や、いろいろな草を食べたこと、戦争でお父さんを亡くされたこと、戦争が
終わってお父さんの遺骨を探しにいったが見つからず、近くの石に魂を込めてお墓に葬ったこと等々、
悲しく思い出したくないようなお話もしてくださいました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
戦争の怖さ、戦争をしてはいけないこと、命を大切にすること『命(ぬち)どぅ宝』について、5歳児
ながらに感じ取ったと思います。園児たちからも「戦争は怖い」「戦争しないように仲良くします」
「命を守りたいです」「命を大切にします」などの感想が聞けました。
慰霊の日には、戦争でなくなったおじいさんおばあさん方に「みんなで仲良く生活すること、戦争は
ぜったいしないこと」を約束してお祈りすることをみんなで話し合いました。
ご家庭でも『平和について』『戦争の怖さについて』『仲良くすることについて』話し合ってみて下さい。