e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

ACミラン

2010年08月28日 | イタリア
今夜はサッカーFIFAクラブワールドカップの決勝戦。

対戦は「ボカ・ジュニアーズ × ACミラン」

ACミランか・・・イタリア・ミラノにあるクラブチームやなぁ~

私が初めて訪れたヨーロッパの都市はイタリア・ミラノだった。

2001年8月15日。

その日はマリア昇天の日でもあった。

まず、ミラノ・ドゥオモの建築の素晴らしさに圧倒された。

さらに教会内部は、マリア昇天のミサの最中。

司教の声だけが響く大空間に、何千人?もの人が祈りを捧げていた。

異教徒や観光客が入ってはいけない空間ではないのかと息を潜めた。

あの感動だけは一生忘れることが出来ない・・・

あの年は、中田ヒデが所属したASローマがセリエAで優勝した年だった。

ローマ市内の横断歩道はASローマのチームカラーに塗られていたという。

もちろん今夜の応援はACミラン。

家人はピザを焼いている。




ローマの傘松

2010年08月24日 | イタリア
昔、家族旅行でイタリアに行ったとき、松並木と石畳の“アッピア街道”をバスの車中から見た。

その時、街道では世界共通で並木には松を用いるのかなぁ・・・と思った。

東海道もそうだったからである。

でも、日本とイタリアでは松の形が違い、イタリアの松は下枝が無く(唐)傘のような形をしていた。

そして今回の旅でもマルセイユの松は傘の形をしていた。

『すべての道はローマに通ず』という諺の通り、ここから車を走らせればネグレスコホテルの前を通り、ローマに行くことが出来るのだと思った。

そうすればトレビの泉の願いが叶う!

自宅の庭にはローマ・カラカラ浴場で拾って蒔いた3本の“ローマの松”が育っている。

いったい傘松の形は剪定によるものなのか、気候風土なのかそれともDNAなのだろうか?

この松が大きくなってどんな形に育っていくのかを私は楽しみにしている。

でもこの松が立派な傘松になる姿を私は見ることが出来るのだろうかと思うときがある・・・。

そこで私は2人の息子が自立するときに、この“ローマの松”をプレゼントしようと考えている。

今、私の庭ではこの“ローマの松”を樹齢約300年の“侘助”が見守っている。