e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

アインシュタイン

2010年08月26日 | スイス
1905年、アインシュタインと妻のミレーバは、幼い息子とともに、スイスのベルンで静かに暮らしていた。「特殊相対性理論」の発表後も彼は相変わらず、スイス・ベルンの特許局で働いていた。
アインシュタインの手紙「親愛なる友へ。私は未だにスイスの公務員として、インクを消費しています。給料はまあまあです。特許局で毎日8時間働きますが、大学でも少し教えるようになりました・・・」
この夏の旅、世界遺産であるベルン旧市街にあるアインシュタインの住居前を散歩した。



私も昔、物理や数学の研究を志した頃があった。



憧れの天才は、この町に住んで働きながら偉大な理論を確立したのだ。



アインシュタイン博士! 貴方は今回の北の核実験をどう思いますか?



「写真;アインシュタインの住居」



トップ・オブ・ヨーロッパ

2010年08月26日 | スイス
この夏の旅の行程には、スイス・アルプスが含まれていた。


“トップ・オブ・ヨーロッパ”富士山頂より高い場所に登る。


つまり寒い所に行く訳や。


嵩張らずに暖かいモノといえば・・・ウインドブレーカーやなぁ~


くるま屋さんにもらった赤いのが家にある。


赤いウインドブレーカーを着て、“トップ・オブ・ヨーロッパ”をウロウロしていたら、


同じパックツアーの(特に若い)人達が、私の方をジロジロ見てる?


この赤いウインドブレーカーよう似合うからやろか?


皆さんがジロジロ見ているのは、ウインドブレーカーに書かれたサイン。


“HONDA”のウインドブレーカーにサイン書いてあったら、


殆どの人はF1レーサーのサイン!と思うんやろなぁ~。


実はそのサイン、“高見盛”と“曙”ともう一人の外国人レスラー。


今年3月、大相撲大阪場所の際、相撲部屋(東関部屋)でちゃんこ食べながら


書いてもらったサインやねん・・・


「写真;赤いウインドブレーカー」


シャーロック・ホームズ

2010年08月26日 | スイス
ロンドンで購入したカレンダーは“シャーロック・ホームズの看板の架かるパブ”。



パブか・・・ 昨年の秋は、ケンブリッジやパリのパブによう通たなぁ・・・



夢のような生活やったなぁ~ 



今年は日本の秋・・・ 居酒屋が一番! 赤提灯で日本酒か焼酎・・・



確かこの夏の旅(スイス)でシャーロック・ホームズの説明を受けた。



「シャーロック・ホームズは宿敵モリアーティ教授とスイスのライヘンバッハの滝の断崖の上で格闘した末、教授もろとも深い滝つぼに落ちてしまった。周囲の状況から、二人とも生きている可能性は皆無と判断された。今から百年前の1891年5月4日のこと。」



コナン・ドイルはシャーロック・ホームズの連載に行き詰まり、大好きなスイスの谷でこの連載を終わらせようとしたのだそうだ。しかし、熱狂的なホームズファンの声により、



「しかし、ホームズは身につけていた柔術のお陰で教授の力をうまくかわし、彼は何とか断崖につかまり奇跡的に生きのびた・・・」と小説は続いていくことになったとのこと。



「写真;スイスの村」



ベルンの名物料理

2010年08月26日 | スイス
この夏の旅でただ1回の自由食は、スイス・ベルンでの夕食だった。


旅行雑誌“るるぶ”によると、


ベルンで最も古いレストランの1つである“デッラ・カーサ”で、


ベルン名物料理は“ベルナープラッテ”だそうだ。


地図を頼りに店を探し、どうにか到着したのだが、


私は(京都のMさんのようには)上手に話せないのだ。しかもドイツ語圏・・・


(だからだと思うのだが)親切な女性店員は誰もいない店の一番奥に通してくれた。


他の客はみんな店先や入り口付近で食べているのに・・・


実は私は、スイスフランとユーロを混ぜて支払いをしたいと伝えたかったのだ。


飲み物のオーダーは勿論ビールを、


料理は結局“るるぶ”の写真を指で示した。


店の奥は本当に薄暗く、“るるぶ”の文字すら読み辛かった。勿論メニューも・・・


後は適当にメニューから選んだ。


料理が出て来て嬉しくて、食べてから気がついた・・・


一番撮りたかった料理の写真 ト・ル・ノ・ワ・ス・レ・テ・タ・・・


「写真;ベルン名物料理“ベルナープラッテ”の次に出た料理」


ベルンの橋の上で涙

2010年08月25日 | スイス
今回の旅は涼しくて快適だったのだが


ドイツ南部・ノイシュバインシュタイン城を訪れた頃から雨となった。


ベルンに到着しても曇り時々小雨


私が今回の旅で一番期待していたのが“ヨーロッパ・アルプス”


高校1年生の頃から山登りを始め アルプス登山の本などを読み漁った・・・


あの頃から約30年・・・憧れのアルプスに会えることを楽しみにしていた


天気の回復を期待して ユングフラウヨッホ駅に行ってみたが・・・


お山は霧(雲?)の中・・・トントウニ無念・残念・・・


バスでベルンに戻るときに太陽が出てきた。


ベルン旧市街で夕食をとり歩いてホテルに戻るとき、橋の上から綺麗な夕焼けを見た。


さすが高緯度・・・午後9時前のことだった。


夕陽に聳えるベルンの大聖堂を見ると なんと塔の向こうにアルプスが赤く萌えていたのだ・・・


“私ははたして この眼でアルプスを見ることが出来るのだろうか・・・”


アルプスが宵闇に隠れて見えなくなるまで 


私は一人橋の上で 大聖堂の向こうを見ていた・・・


「写真;ベルン大聖堂の向こうにアルプス?」


ベルン

2010年08月25日 | スイス
ベルンはさすがにスイスの首都 旧市街は世界遺産に指定され

町は美しく落ち着きがある 安心して歩ける町

2泊したのだが あと1泊して街をもっとゆっくり散策したかった・・・

8月7日日没の頃、ホテル前に架かるコルンハウス橋から

旧市街を眺めた景色は生涯忘れることはないだろう・・・

「写真;射撃手の噴水と時計塔」


国境

2010年08月25日 | スイス
帰国が1日違いで・・・様子が変わっていたのかも?

時差ぼけでボンヤリしていたら イギリスで大規模テロ未遂?

今回の旅で 久々に “国境” を感じた(目で見た)だけに世界って 平和ではないことを痛感した。

私がチェックを受けたのは 関西空港出発時、手荷物のお茶のペットボトルの中身のみ。

中国・北京の検査では 係員の手際の不味さをぼやいていただけで・・・

これまでの旅行では国境は飛行機で越えていたのだが、

今回は大陸内を ドイツ・オーストリアからスイスへはバスで

スイスからフランスへは列車で国境を越える経験をした。

それは島国で生活する私にとっては 貴重な体験だった。

今頃は・・・飛行機のチェック 厳しいんだろうなぁ~

アメリカ旅行用の鍵の付いたスーツケースも売ってるけど・・・

ロンドンか~ 懐かしいなぁ~

「写真;オーストリアとスイス国境 バスで通過」