e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

世界ふれあい街歩き「アビニョン」

2012年01月21日 | フランス
昨夜のTVは、BS“世界ふれあい街歩き「アビニョン(フランス)」”。
午後10時から45分間、“e411y”の旅の思い出に浸ってた。
私、あの日あの街で法王庁見学からの帰りに迷子になってしもたんや・・・

皆が待つバスに戻られへんって思うて必死で走り回ったんやけど・・・
番組内で私が彷徨うた道が写るんちゃうかって、じっとTVを眺めてた。

プロバンス地方西部、ローヌ川のほとり、城壁に囲まれたアビニョン旧市街。
14世紀の約70年間、ローマから法王庁が移され、カトリックの中心として栄えた。
フランス民謡「アビニョンの橋の上で」で知られる石橋は今も街のシンボル。
丘の上には荘厳な旧法王庁が建ち、ふもとをプラタナス並木や石の壁が美しい路地が巡る。
寛容の精神を尊び、さまざまな人を受け入れてきた伝統と、優しさに触れる街歩き。

フランス大統領選挙

2010年08月27日 | フランス
昨日は選挙に出かけた。

今回の選挙にあまり関心が湧かないのだが、逆に気になるのが“フランス大統領選挙”。

先日のTVで“フランス大統領選挙”の様子が放映されていた。

ある候補は、アメリカ型の自由競争の導入を訴え、もう一人の候補は、ゆとりある生活を訴えていた。

フランスでは、労働時間の制約が厳しく残業等はない。

終身雇用制で、一旦採用なると途中で解雇されることはないそうだ。

だから、能力や意欲があっても給料にあまり反映されず、労働意欲が低下しているのだとも云う。


頑張って猛烈に働いて高額の給料を得る社会のがよいのか、

そこそこ働いてそこそこの給料をもらい、残業なく早く帰宅するのがよいのか・・・

両方の訴え共に一長一短。


ただ、若者の雇用が保障されていないのが問題だ。

難民の問題も・・・ また暴動か?

e411y・・・フランスが懐かしい・・・

「写真;パリ・ノートルダム寺院」









猫の絵

2010年08月26日 | フランス
1月のカレンダーはテオフィル・アレクサンドル・スタンランの『黒猫』。


この絵はキャバレー「ル・シャ・ノワール」の広告のポスターだったそうだ。


購入したのは昨年の夏、パリ・モンマルトルの丘・テルトル広場で。


いや~ぁ 懐かしい~なぁ~


テオフィル・アレクサンドル・スタンランは猫の絵が多く、


“猫の画家”とも呼ばれているそうだ。


彼はロートレックと友人であり、ときに競合相手であった。


スイス生まれの彼は、ゾラの小説を読んで感激し、


妻と一緒にパリに移りモンマルトルで活動を始めたそうだ。


我が家には猫はいないので、スイスの村で見かけた猫の写真を載せておく。


たしか従兄弟の家には“猫が観るビデオ”があったなぁ~


猫がビデオを見ている姿を横から眺めているのが楽しかった。


「写真;スイスの猫」





























第二外国語

2010年08月26日 | フランス
フランスの高等学校では第二外国語も教えているらしい。



日本で今話題になっている未履修の問題とは、かなり学習姿勢や方針が違うようだ。



将来EU圏内で(母国を離れて)生活するという前提で語学を学んでいるとのこと。



私が第二外国語を習ったのは大学入学後、たしか・・・ドイツ語を選択した。



分離動詞ってのがあって、辞書を引くのが大変だったことぐらいしか覚えていない。



フランスの高校生の中には、“日本語”を第二外国語として選択し学習している者がいる。



彼らに関心のある日本文化はアニメのようだ・・・



特に「るろうに剣心」がお気に入りと云っていた。



日本のコミック本をたくさん読んでみたいという希望をもっていた。



目標や希望を持って学習するのは良いことだと思った。



「写真;フランスの高校生が読んでいたコミック本」


ユニテ・ダビタシオン”

2010年08月26日 | フランス
あの旅では、建築やデザインに無知な私が、マルセイユで大変貴重な建築物を見学したようである。


私のブログにアクセスしてくれる人の一番人気は、“ルイ・ヴィトン本店”、二番は“ユニテ・ダビタシオン”のようであり、私には解説なんて出来ないので、そこで見たものの写真をフォトアルバムに残しておきたいと思う。

あの日我々は、マルセイユ市内のホテルから“ユニテ・ダビタシオン”へバスで移動し、受付を済ませた後、最上階のル・コルビジェ幼稚園を見学、屋上にも出た。


さらにその後、幼稚園保護者宅を訪問し、ユニテ・ダビタシオン内のレストランで昼食、レストラン隣のホテルを見学した。


さあ・・・このフォトアルバム・・・興味ある人はいませんか?

ブログのフレーム左側にあるフォトアルバムの列から探して、クリック、

好みの写真があればさらにクリックして拡大して見て下さい。


「写真;ル・コルビジェの“ユニテ・ダビタシオン”」



















世界の車窓から

2010年08月26日 | フランス
私は “世界の車窓から”という TV番組が好きである。


それは綺麗な景色を見て、旅行気分で眠りにつきたいという希望からかもしれない。


この夏、スイスのベルン中央駅からフランス新幹線TGVに乗り、パリのリヨン駅まで電車で国境を越える旅をした。


朝8時23分に出発したTGV9284号は13時21分にパリに到着した。


およそ5時間電車に乗っていたことになる。


日本の新幹線の東京―大阪間の距離と時間を考えると、それは鈍行列車のようだった。(パリ到着の少し前に、かなりのスピードを出した区間はあった。)


しかし、車窓からの風景はヨーロッパがいっぱいだった。


車中で食べた昼食は“とんかつ・しゃけ弁当”(お茶つき)で、久々の日本食、


スイス・ベルンの日本食レストランでの特注と聞いた。


パリ・リヨン駅の駅舎は、有名な画家が描いた絵のようにステキだった。


やっぱり、パリやなぁ~って思った。


「写真;TGV」


パリの警察官

2010年08月26日 | フランス
全国で飲酒運転による交通事故が絶えない。


私は“酒徒善人”と名乗りたいと思っているほどお酒大好き人間。


でも、飲んだら絶対乗りませんよ!


去年のある夜、息子を駅まで迎えに行って戻ってきたら、自宅すぐ手前で飲酒検問。


自宅を出るときには、飲酒検問してなかったのに?


この道を、あの時間に通る車は限られているぞ!




それはそうと・・・パリの警察官はお洒落。


ローラースケート履いて市内パトロール実施中!


「写真;パリの警察官」


ルーブルのピラミッド

2010年08月25日 | フランス
昨日のニュースでは パリのルーブル美術館入り口のピラミッドが、入場者増に対応し切れなくなり、改修の検討を始めたそうである。
 ピラミッドは89年、当時のミッテラン大統領の意向で完成した。当初は「伝統的建築にそぐわない」と非難が多かったが、やがて斬新なデザインが人気を呼び、今ではモナリザ、ミロのビーナスに次ぐ同美術館で3番目の人気スポットとなっている。
 しかし、設置当時は年間400万人を想定していた入場者が現在は750万人。さらに4年後には900万人になると見込まれており、親しまれている一方、入り口の荷物検査で行列ができ、混雑度を増すばかりである。
 美術館側は当初のピラミッドのイメージを保ったまま、階下の切符売り場と案内所を移転拡張する方向で検討しているとのことである。

昨年11月末は空いていたけど 今回は夏休み?本当に混んでいました。

今度は本当のピラミッドが見たい!

「写真;ルーブルのピラミッド」


世界・ふしぎ発見!」

2010年08月25日 | フランス
昨夜のTV 「世界・ふしぎ発見!」は

「誰もしらない楽園へ 南仏プロバンス紀行」だった。

この季節の南仏プロバンスは美しいだろうなぁ~

我々が訪れたのは昨年の11月末・・・

マルセイユを出て アルル → ポン・デュ・ガール → アビニョン → エクス・アン・プロバンス → マルセイユに戻る 1日バス旅行

世界遺産もたっぷりだった・・・

「写真;アルルの町」

昨夜の最後の問題 「プロバンス地方で幸運を呼ぶものは何?」 の答であった

 “プロバンスの蝉”は 我が家の柱にたかっていますよ!

フォトアルバム“南仏プロバンス”をブログ左下に追加しました。

今夜のNHKはいよいよマルセイユ!


NHK世界遺産・フランス縦断の旅

2010年08月25日 | フランス
先日、e411y同窓会の案内が届いた。

夏の終わりの土・日曜日は 我が家に庭師さんが来る日。

私は毎年庭の片付けを手伝っている。

我が家の庭から出る木の枝や葉の量はかなりのものとな り、

年老いた両親ではかなりきついらしい。

さらに最近では 誰が刈ってもよさそうな木や生垣の刈り込みも私がトライしてる。

同窓会への出欠のメールを読むと

e411yの皆さんも ここ連日放映の

「NHK世界遺産・フランス縦断の旅」を見ておられるとのこと。

当然のこと・・・私も毎晩ビデオに撮って見てますよ!

いよいよ今夜は “アビニョン”  懐かしいなぁ~

(でも今夜は全英オープンゴルフも見たいので悩むなぁ~)

あの時、皆揃って橋の上で記念写真を撮りましたよね!

まさか その後 オッチャン多数が迷子になってしまうとは・・・

そして明日は“マルセイユ”からの放送もあるとか  

2度も牡蠣を食べに行ったレストラン 

島流しになりそうになった巌窟王の島

そして 毎日登った丘の上の教会への道・・・

また同窓会で逢いましょうね!

「写真;アビニョン;サン・ベネゼ橋 、法王庁宮殿」


ジダン

2010年08月25日 | フランス
昨日の夕方のTVで

ジダンのW杯決勝戦での“頭突き退場”事件が取り上げられ

ジダンが育った マルセイユの町が映っていた。

港の風景をはじめ、路地裏や丘の上からの町全体の景色も 放映されていた。

4日間滞在したマルセイユが懐かしく思えた・・・

先日(7月11日)のブログに書いたところなのだが

私はこの事件の真相が気になってしょうがない。

ちょうど昨年の11月、我々e411yがフランスを訪れた頃、

フランス国内では 連日のように“若者の暴動”が続いていた。

「移民問題と差別について」 我々はマルセイユやパリで少しばかりだが研修を受けた。

移民を受け入れていない日本は そのことを語る資格も無いのかもしれない・・・

あんなに 夜明けが綺麗なマルセイユなのに・・・

暫くの間、左下のフォトアルバムに『マルセイユの夜明け』を載せることにした。

「写真;マルセイユの夜明け 教会のある丘の上から」


マルセイユ・ルーレット

2010年08月25日 | フランス
あの旅でマルセイユの町を訪ねることが決まったとき


マルセイユのことで知っていることと言えば


地中海に面した港町


そしてサッカー選手のジダンが育った町・・・ぐらいだった


先日のW杯決勝のイタリアとの試合でも


ジダンはマルセイユ・ルーレットを見せてくれた


華麗なる技・・・


ジダンのこの技を見るのも この試合が最後・・・


最後の最後は相手に頭突きをして レッドカード・退場してしまった彼


マルセイユでの4日間・・・私は路地でサッカーする少年の姿を探していた。


丘の上の教会からも、直ぐ下のサッカーコートでボールを蹴る少年たちが小さく見えていた・・・


ジダンもあの丘の上の教会に登ったのだろうか・・・


あの教会の丘から 朝日が昇るのを見たのだろうか・・・

「写真;マルセイユの丘の上の教会とフランス国旗」


セザンヌのアトリエ

2010年08月25日 | フランス
W杯はイタリアの優勝で閉幕したが、時間とは不思議なものだ・・・

時間がこれほど貴重なものであるって


感じたことはあのときを除いてあまりない


あの日、アビニヨンで彷徨って集合時刻に遅れてしまった


我々は昼食もとらず、最後は走った・・・


でも 本当に大勢の大人が帰り道分からなくなってしまったのだ


当然、バスの発車が遅れ


エクス・アン・プロバンスに到着するのも遅れた


バスが停車し、我々は急ぐように声をかけられたのだが


その意味が 理解出来なかった。


セザンヌのアトリエ?を訪ねることさえ分からなくなってしまっていた。


セザンヌのアトリエに到着した時刻は 閉館の5分前だったのだ


本当のところ 私はセザンヌのアトリエよりトイレに行きたかった


後から思うと・・・


この5分・・・


アビニヨンでもう5分彷徨っていたなら


我々はセザンヌのアトリエに入館出来なかったことになる


他のe411yの皆さんに大変迷惑をかけてしまうところだった


でも折角のアトリエ、5分しか見学できなくてゴメンナサイ


でも たった5分だったけど見学出来て本当によかった・・・


「写真;セザンヌのアトリエ」


ポン・デュ・ガール

2010年08月25日 | フランス
先日、吉野方面に車を走らせた。

義経伝説の残る里を過ぎると

大きなダムが見えてきた。

谷間にそびえるダムを見ていると

フランス南部で見た

“ポン・デュ・ガール”(ローマ水道橋)を思い出した。

紀元1世紀ごろの建造物

現代のダムより 遥かに迫力があり 美しかった。

共に 水を利用する巨大施設

古代から 人と水の縁は深いもの

そして我々の身体の多くの部分は 水で出来ている。

「写真;ポン・デュ・ガール」


ヘミングウェイ

2010年08月25日 | フランス
昨夜 お酒の美味い新潟の方のブログを拝見したら

タイトルは 「日はまた昇る」だった。

私はヘミングウェイを思い出した。

今回の旅で

パリの中心街?でカタツムリの昼食をとり

バスに乗り込み 本当に少し走り出したとき

案内の方が 

「あのドゥ・マゴというカフェに 

   ヘミングウェイがよく通っていた」

って説明してくれたっけ。

ヘミングウェイもパリにいたのだ。

ヘミングウェイか・・・

長らく読んでいないなぁ・・・

彼の本を読み漁っていた頃が懐かしい。

最近TVでオオマグロを捕る漁師の姿がよく映る。

それを見るたび ヘミングウェイの「老人と海」をイメージしていたのだ。

自分にとって 何かと“タタカウ(戦う・闘う)”ってこころが

随分遠くに行ってしまっているなぁ・・・って思った。

「写真;パリのカフェ ドゥ・マゴの前にあるサン・ジェルマン・デ・プレ教会」