e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

イチゴ

2011年05月31日 | 趣味の園芸
「いちご」の語源ははっきりしない。
漢字には「苺」と「莓」がある。
これらは異字体で「苺」が本字だが、「莓」は本来は別属のキイチゴのことだともされる。
現代日本では「苺」、現代中国では「莓」を普通使う。
英語の strawberry(ストロベリー)は「藁 (straw) のベリー (berry)」と解釈できるが、そう呼ぶ理由ははっきりせず、「麦藁を敷いて育てた」「麦藁に包まれて売られていた」「匍匐枝が麦藁に似ている」という説があり、さらに、straw は藁ではなく、散らかす・一面を覆うを意味する strew の古語だという説もある。


テントウムシ

2011年05月30日 | 野鳥・昆虫・野生動物
雨の日が続く。
長らくお日様を拝んでいない。
「テントウムシ」という昆虫がいる。
「テントウムシ(天道虫・紅娘・瓢虫)」は、コウチュウ目・テントウムシ科に分類される昆虫の総称。
和名の由来は太陽に向かって飛んで行くことから、太陽神の天道からとられた。


イネ

2011年05月29日 | 趣味の園芸
日本国内に稲の祖先型野生種が存在した形跡はなく、海外において栽培作物として確立してから、栽培技術や食文化、信仰などと共に伝播したものと考えられている。
稲を異常なまでに神聖視してきたという歴史的な自覚から、しばしば稲作の伝播経路に日本民族の出自が重ねられ、重要な関心事となってきた。

一般に日本列島への伝播は、概ね3つの経路によると考えられている。
南方の照葉樹林文化圏から黒潮にのってやってきた「海上の道」、朝鮮半島経由の道、長江流域から直接の道である。
3つの経路はそれぞれ日本文化形成に重層的に寄与していると考えられている。
ただし近年の稲の遺伝子の解明や水田の調査等により、少なくとも日本より遅れて朝鮮半島で稲作が始まったことから、朝鮮半島からの稲の渡来は否定され中国南部からの伝播が有力視されている。

半夏生

2011年05月26日 | 趣味の園芸
二上山中腹で見かけた「半夏生」。
「ハンゲショウ」は「半夏生」と書き、別名を「カタシログサ(片白草)」とも言いう。
暦の上では、夏至から11日目を「半夏生」という。

この半夏生のころに、花を開き、葉が白くなるから半夏生と呼ばれると、一般には理解されている。
茎の先端の葉数枚が、一部分だけ白く変わるので(それも表側だけなので)、片白草とも呼ばれるそうだ。
半化粧(葉の一部だけ白いので、白粉を塗りかけた、つまり半分しか化粧ができていない)とする理解もある。


2011年05月25日 | 趣味の園芸
先日,二上山山麓で見かけた万葉集“ひ”。
読むと“ひ”は「桧(ひのき)」のこと。
歌には「桧原」のことが歌われている・・・
今,二上山にいるんやけど,
「桧原神社」から見た二上山の姿を思いだした。


ツツジ

2011年05月20日 | 趣味の園芸
先日,二上山山麓で見かけた万葉集“つつじ”。
今,美しい季節です!

@ツツジ (躑躅)
4月に桜が咲き終わった後の街路樹の主役となり、色鮮やかな赤や桃色、白い花を咲かせるツツジ科ツツジ属の常緑低木。
花はロート状の先端が5深裂して咲く。 長寿の木として知られ、街路樹や庭木、垣根、盆栽などに用いられる。
代表品種に、オオムラサキツツジ(大紫躑躅)、キリシマツツジ(霧島躑躅)、クルメツツジ(久留米躑躅)、ヒラドツツジ(平戸躑躅)、リュウキュウツツジ(琉球躑躅)、レンゲツツジ(蓮華躑躅)がある。
ツツジ(躑躅)と似た花に、同属の、サツキ(皐月)がある。両者の違いは、春咲くのがツツジ(躑躅)、初夏から咲くのがサツキ(皐月)と言われる。ツツジ(躑躅)の方が新芽が伸び出す時期と開花期が早く、花径や葉径も大きく、早く咲き終わる。さらに、ツツジ(躑躅)は花後に新芽が出るが、サツキは新芽が出ないためで剪定が難しい。
また、ツツジ属には、このツツジ亜属の他に、シャクナゲ(石楠花)が属するシャクナゲ亜属がある。

ニホンスズランの育て方

2011年05月17日 | 趣味の園芸
知人からニホンスズランをいただいた。
ニホンスズランは,中部以北から北海道に昔から自生する鈴蘭。
全体的に小振りで可愛いいのが特徴。
現在,日本で流通する鈴蘭の大半が大型の園芸品種である「ドイツスズラン」。
ニホンスズランは日本古来の鈴蘭で、現在は見かけることが珍しい。
水はけのよい日当たりが適するが、多少の日陰でもよく育つ。
関東以西で育てる場合は半日影の涼しい場所に植えるか、鉢植えで夏は涼しい場所に移動できるようにするとよい。