e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

クルス山

2012年03月26日 | 山・川・水・温泉
千提寺地区にある小高い丘。1919年(大正8年)2月、キリシタン研究家藤波大超氏によって隠れキリシタンの墓碑が発見されました。
以降続々と隠れキリシタンに関する遺物が発見されました。
今でもクルス山には3基の墓碑が祀られています。

現在、新名神高速道路工事に伴い、クルス山のキリシタン墓碑はキリシタン遺物史料館に保管されています

温泉掘削

2012年03月01日 | 山・川・水・温泉
温泉掘削とは、その名のとおり温泉を掘りあてるための工事です。掘り方は、規模はともかく地下水(水井戸)や天然ガスの場合とそう大きく変わりません。現在の温泉掘削の方法は、以下のようなものがありますが、ロータリー式が主流です。

(1)ロータリー式ボーリング
先端にビットやドリルカラーを接続した掘り管を回転させて、地層を砕きながら掘り進み、掘り屑はポンプによって地上に排出します。図(1)は掘り管の先端に装着するトリコン・ビットです。三つのコーン(円錐)からなるのでトリコンと呼ばれています。これが回転して、地層を砕きながら掘るのですが、このままでは摩擦が大きいし、掘った後の屑がたまってしまいますので、泥水を穴に満たし循環させます。映画「アルマゲドン」で、ブルース・ウィリスが小惑星に穴を開けたのもこのトリコン・ビットを用いたボーリングです。でも、小惑星でこんなことができるとは思えませんが。

(2)コアーボーリング
砕くのではなく、丸く削るビットを用いて、地質を採取しながら掘り進む方法です。

(3)エアーハンマーボーリング
先端のビットに接続した掘り管の中の圧縮空気を利用して、ビットに打撃を与え、硬い岩石を掘り進み、掘り屑は空気によって地上に排出します。

奈良の最低気温

2012年02月27日 | 山・川・水・温泉
今朝の奈良の最低気温の予報は氷点下3℃やった。
写真は我が家の様子。

@奈良県の天気概況
近畿地方は、冬型の気圧配置の影響で、北部を中心に雲が広がり、雪や雨の降っているところがあります。中部や南部では概ね晴れています。
今日の奈良県は、冬型の気圧配置が続くため、北部では雲が広がりやすく、南部では概ね晴れますが、午前中雪の降るところがある見込みです。
明日の奈良県は、移動性高気圧に覆われて、概ね晴れますが、東シナ海に発生する低気圧の影響で、昼前から雲が広がり、南部を中心に夜遅くには雨や雪が降るでしょう。
<天気変化等の留意点>今日の南部は、冬型の気圧配置と寒気の影響で日中雲が広がりやすく、午前中雪の降るところがあるでしょう。今日日中の最高気温は平年より低い見込みです。

鳥見山

2011年11月12日 | 山・川・水・温泉
霊畤(れいじ)とは、「まつりのにわ」という意味です。そして、大嘗祭とは、新天皇が即位後最初に行われる新嘗祭の事です。それを行う場所を、霊畤と言います。
大嘗祭、新嘗祭共、今年の新穀・新酒をもって先祖の神々をお祀りするという意味においては同じですが、大嘗祭は、皇位継承と重大な意義を持っていて、大嘗祭が行われて始めて皇位継承の名実共に備わるといわれ、御一代御一度の極めて重大な式典であります。
初代天皇の神武天皇が国家平定の基盤を造られ、橿原市に於いて初代天皇として即位された折、大嘗祭が桜井市で行われました。すなわち、大嘗祭が日本で最初に行われた場所が鳥見山(とみやま)山中の鳥見の霊畤なのです。
これは、一般的な普通の歴史上の遺跡などとは一寸違っていて、国家形成の意義からも実に重大な発祥の史跡であるといわれています。今から50年位前、橿原市で紀元2600年祭が行われた際、我が町(桜井市)の鳥見山が、霊畤伝承地としての国家の認証を受けています。
保田與重郎氏は、「鳥見山がこの聖蹟に指定せられたのは、中古以来も山中の数々の祭祀遺蹟の証があったのである。大和平野の中での独立の山としては、大和三山と鳥見山の他にはない。天つ神を祭る場所は独立の山といふ習俗例はあった」と記されています。また、鳥見山の麓には、鳥見山麓遺跡が広がっており、「わがまち桜井」年表には、鳥見山麓遺跡は、縄文時代後期と記されています。

山崎の水

2011年11月06日 | 山・川・水・温泉
名水と云えば、先日訪ねたサントリー山崎蒸溜所のある“山崎”の水も名水や。
山崎の地は、昔から名水の里として知られていたが、それを広く知らしめたのが千利休。
侍庵(たいあん)という茶室をつくり、竹林から湧き出る山崎の水で茶を点てたとのこと。
山崎蒸溜所を建てた創業者鳥井信治郎も「良い原酒は良い水がなくてはいけない」と全国を探し回り、その中でウイスキーづくりに最適の地として山崎を選んだ。

本場スコットランドでウイスキーの権威と言われていた博士からも、「ウイスキーに最適の水」とのお墨付きもらい、日本のウイスキーのふるさと「山崎蒸溜所」が誕生したという。
この山崎と同じ水源から流れる名水は、「名水百選」に大阪府の水でただ1つ選ばれている。それが「水無瀬神宮(みなせじんぐう)」の"離宮の水"。

染井の水

2011年11月05日 | 山・川・水・温泉
「京の三大名水」というものがある。
「県井」(あがたい)「醒ヶ井」(さめがい) そして「染井」の三つのわき水のことで、今でも飲めるものは「染井」の水のみである。
御所の隣という立地から、宮内の染所であった染井。
ここの水で染物を 洗うと美しい色が付いたため、「染殿」とも呼ばれていたそうだ。

染井の水は、梨木神社という神社の境内に湧き出ている。
明治18年に創建されたこの神社は、萩の名所としても知られ、 明治維新の功労者である三条実万、実美父子を祀っている。
竹筒から流れ落ちる水。
飲んでみるととても冷たく、喉を通り過ぎるまでに少しの甘みとやわらかさを口内に残す。
料亭や喫茶店の人は店で使う水を汲み、ジョギング中の人や、タクシードライバーはゴクリと飲んで一息つく。

妹背山

2011年10月07日 | 山・川・水・温泉
・和歌山県北部、かつらぎ町を流れる紀ノ川の北岸の背山と南岸の妹山。
鉢伏山と長者屋敷のこと。

・奈良県中部、吉野町の吉野川を隔てて向かい合う南岸の背山と北岸の妹山。
※川を挟んで相対する山の併称で、他にも各地にある。

大台ヶ原山

2011年09月05日 | 山・川・水・温泉
奈良県吉野郡上北山村、同郡川上村および三重県多気郡大台町旧宮川村に跨って座す山。
深田久弥によって「日本百名山」の一つとされている。
日本百景、日本の秘境100選にも選ばれている。
最高点の日出ヶ岳は標高1694.9 mで三重県の最高峰である。

頂上が平坦な複数の山からなる東西5 kmほどの台地状の山塊が存在し、これを大台ヶ原と言うこともある。
このような頂上が平坦で周囲を傾斜が急な崖で囲まれている地形を隆起準平原というが、大台ヶ原は日本では珍しい隆起準平原の例である。
【写真】①大台ヶ原・日出ヶ岳山頂
    ②大台ヶ原・日出ヶ岳からの眺め

火除山

2011年08月28日 | 山・川・水・温泉
岡山県・閑谷学校にある山。

この山の西側に学舎や学房(寄宿舎)などがあり、そこからの出火が講堂などに及ばないようにするため、防火の目的でつくられた人工の山であるという。

海の日・山の日

2011年07月18日 | 山・川・水・温泉
今日は「海の日」。
そしたら「山の日」ってないんやろか?
先日、二上山雌岳の山頂で見かけた石碑に「おおさか 山の日」とあった。

- 生命(いのち)を育むおおさかの山 -

 おおさか「山の日」宣言

 私たちが住む大阪は、周辺の山々に抱かれています
 生活の合間に、ふと目を留めるのは周辺の山並みです
 山は、四季折々にその色や姿を変えながら、繊細な美しさ、みなぎる力、豊かな実り、
 自然の厳(おごそ)かさなど、季節の彩りと森の恵みを私たちに与えてくれます

 空気をきれいにし、生命の源である水をたくわえ、動物や植物の生きる場所を与えてくれる山
 私たちの生活の安全を守り、心のうるおいや身体のいやしとしての山
 長い時の流れの中で私たちを見守りつづけてくれる山

 かつて私たちは山とともに密接に暮らしてきましたが、
 次第に都市生活の中で山との関わりが薄れています
 今こそ豊かな山の恵みに感謝し、暮らしの中に山との関わりを深め、
 山や森に親しみ、学び、森を守り、森を育てることが必要です

 私たちは、様々な恵みを与えてくれる
 このおおさかの「山」を見つめ直し、おおさかの「山」を守り育てながら
 かけがえのない「山」を次の世代に手渡していくことを
 大阪府民として宣言します


津波のこと

2011年03月12日 | 山・川・水・温泉
昨日の地震,TVの映像が目に焼きついて離れません。
私は穏やかな海が好き。

@津波
「津波」の語は、通常の波とは異なり、沖合を航行する船舶の被害は少ないにもかかわらず、港(津)では大きな被害をもたらすことに由来する。日本は、近海の地震の他、遠隔地の地震からも被害を受ける場合がある。「津波(浪)」の語が文献に現れる最古の例は『駿府記』(作者不詳、慶長16年 - 元和元年)で、慶長16年10月28日(1611年12月2日)に発生した慶長三陸地震についての記述「政宗領所海涯人屋、波濤大漲来、悉流失す。溺死者五千人。世曰津浪云々」である。なお、表記は「津波(浪)」の他に「海立」、「震汐」、「海嘯」と書く場合があり、これらすべて「つなみ」と読む。


ソーラーUFO

2011年01月26日 | 山・川・水・温泉
あの日,大阪城のお堀で不思議なものを見た。
お堀に浮かぶ新型の噴水やろか?

お堀の渕を歩くと,横断幕には「ソーラーUFO(太陽光発電水浄化システム)」とある???
そう思って見れば太陽電池が見えた。
お堀の水の浄化か・・・
水,このお堀だけでどれくらいの量あるんやろかなぁ~?

@ソーラーUFO
NTTファシリティーズは2009年8月19日、CSR活動の一環として、太陽光発電による水浄化システム「ソーラーUFO」を活用した新たな環境面の社会貢献活動に取り組み、8月22日より大阪城の堀と「水都大阪2009」のイベント会場「道頓堀川湊町船着場」で、同システムの運用を開始すると発表した。
同システムは、直径5mの円盤型の浮体の上に太陽電池を設置し、内部には濾過システムや水中にエアを供給する曝気システムを搭載。こうした仕組みにより、太陽電池パネルの稼働が可能な昼間に水浄化を行う。運転に必要なエネルギーはすべて太陽光発電でまかなうため、CO2を排出しない。夜間は昼間に蓄電池に蓄えた電力によりLEDが点灯し、幻想的な情景を作り出す。
また、濾過水を噴水する機能により、鳥のふんなどを洗浄し、汚れによる太陽電池の効率低下を防止する。同機能は太陽電池の温度の上昇も防ぐため、発電効率を維持する。
同システムの設置機関は、道頓堀川が8月22日から10月12日まで、大阪城公園が8月22日から来年3月31日までとなっている。今後、東京エリアにおいても同システムの設置が予定されている。