e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

シューロン山

2010年08月30日 | 山・川・水・温泉
七夕の頃になると「シュロ」の葉の香りを思い出す。



七夕の短冊を笹の枝に吊すのに「シュロ」の葉を裂いて使っていたからだ。



我が家では,「シュロ」のことを「シューロン」と呼んでいる。



小さい頃は,祖母と家の敷地に生えていた「シューロン」の木から葉を採り,それを裂いて糸を作り短冊を吊していたのだ。



だから,白い糸で吊された短冊や七夕飾りを見ると違和感を覚える。



昔,「シューロン」の木を近くのお寺に鐘楼の撞木として寄進したことがあった。



当時,我が家は「シューロン」山を持っていた。



何の目的で「シューロン」山があったんやろか?



やっぱり「シューロン」の皮(の繊維)を採るためやったんやろう。



その「シューロン」山は,生えていた「シューロン」の木を伐採して杉や桧の苗木を植林し,その苗木は立派な木に生長している。



家の敷地にあった「シューロン」も,「増えたらかなんから・・・」と,親父が切ってくれたけど,いつの間にやらまた芽生えて生長し,木の本数も増えてしまってる。



難儀なことや・・・



「写真;シュロ」

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