e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

ローマの傘松

2010年08月24日 | イタリア
昔、家族旅行でイタリアに行ったとき、松並木と石畳の“アッピア街道”をバスの車中から見た。

その時、街道では世界共通で並木には松を用いるのかなぁ・・・と思った。

東海道もそうだったからである。

でも、日本とイタリアでは松の形が違い、イタリアの松は下枝が無く(唐)傘のような形をしていた。

そして今回の旅でもマルセイユの松は傘の形をしていた。

『すべての道はローマに通ず』という諺の通り、ここから車を走らせればネグレスコホテルの前を通り、ローマに行くことが出来るのだと思った。

そうすればトレビの泉の願いが叶う!

自宅の庭にはローマ・カラカラ浴場で拾って蒔いた3本の“ローマの松”が育っている。

いったい傘松の形は剪定によるものなのか、気候風土なのかそれともDNAなのだろうか?

この松が大きくなってどんな形に育っていくのかを私は楽しみにしている。

でもこの松が立派な傘松になる姿を私は見ることが出来るのだろうかと思うときがある・・・。

そこで私は2人の息子が自立するときに、この“ローマの松”をプレゼントしようと考えている。

今、私の庭ではこの“ローマの松”を樹齢約300年の“侘助”が見守っている。


最新の画像もっと見る