先日の大とんどは“役行者”のお寺で行われたのだが、
“仙人”と聞けば“久米仙人”を連想する。
“久米仙人”は・・・私が憧れる人物。
どこにって聞かれると・・・彼の人間性?
“久米仙人”は、徒然草にも登場するそうだが
彼は久米のお寺に百余年も住んでいたという仙人で、
吉野の龍門ケ岳で修行し神通力を身につけ空を飛べるようになったという。
ある日いつものように雲を集めてそれに乗って逍遥していたところ、
下を見ると吉野川で若い女性が洗濯をしていた。
彼はその太股の白さに目が眩んで神通力を失い
雲から落ちてしまったのだという。
その後仙人はその女性と仲良く暮らしたのだとか・・・
私も雲を集めて空を飛んでみたいものだ。
「写真;久米寺」