e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

亀石伝説

2010年08月25日 | 我が家
今日は 我が家に伝わる“亀石”の伝説


これは もう亡くなってしまった祖母が よく私に語ってくれた話

「昔、私の住む地域に大水が出て水害があったとき


隣の家は半分流され、そこから下流の家は殆ど流されてしも うたんやけど 


我が家だけは大丈夫やったんや。


それはな この家の下には 亀の形をした大きな石があって


その石がこの家を守ってくれているからやねん。


その証拠にな 家の前の川に大水が出て 


土砂や草が流されてしもた後に 亀石の頭の一部が現れるねん。」


私は その亀石の頭部を これまでに何度か見たことがあった。


その話を信じたのは 阪神・淡路大震災の時


近所でもいくらかの被害が出たのだが 巨大亀石の堅い岩盤(甲羅)の上に建つ我が家は殆ど被害(揺れ)無かった。


その日、二人の子どもは地震があったことすら知らず寝たままだった。


亀石の存在が明らかになったのは 家を建てた時


浄化槽を入れる穴を掘ろうとしたら 直ぐに岩盤が現れた。


作業員が小型ユンボや削岩機で穴を掘ろうとするのだが・・・


最後には 「もうお金いらんから 帰らせて!」と言う始末。


私も削岩機を交代して 暗くなっても頑張り・・・どうにかなんとか収まった。


私の頭の中は“亀の甲羅に穴を開けているイメージ“で一杯になっていた。


まさか こんなことで亀石の存在を確認してしまうことになるなんて・・・


“これからも 亀石さんよろしくお願いします!”

「写真;飛鳥の亀石」


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