気ままな旅の場合でも、それぞれにある程度の準備が必要なことは間違いありません。そんな準備について、過去にも何度も触れてきたとは思うのですがもう一度まとめてみました。
渡航書類
パスポート、事前の電子渡航申請やビザ(査証)の取得、場合によっては国際免許証の取得などを計画的に終わらせておく必要があります。渡航申請やビザ(査証)の取得が必要ない場合でも入国時にパスポートの残存有効期限を一定期間要求 . . . 本文を読む
あなたの旅が良い旅であったかどうかはもちろん人によって変わってくるでしょう。目的としていた風景を目にすることができたかどうかという場合もあれば、前回の記事に書いたように何かを学べたかどかが大切な場合もあるでしょう。今の時代であれば、SNSで沢山の”いいね”をもらえたかどうかが基準の一つとなる人もいるでしょう。
どのような目的での旅であっても、どのような基準で”良い旅”を判断するかに関わりな . . . 本文を読む
昨日触れたように、旅先ではいろいろな事を学んだり考えたりする機会と出会う事ができます。
ところがそういう機会をうまく活かす事ができるかどうかは旅人自身の気持ちの持ちように関わってきます。
旅先で誰もが陥りがちなのは訪問先の国を分析することに終始してしまう事。その国が進んでいるとか遅れているとか、そういう判断は結局自分の今までの日常生活で身に着けた価値観から判断しているにすぎず、どうしても . . . 本文を読む
旅に出て見えるようになる事の一つに自分の国や自分を取り巻く社会についての事柄があります。
日々当たり前のように享受している便利な生活が如何にありがたいかを知る機会となる場合もあるでしょうし、今まで気づかなかった日本の抱える問題に気づかされる事もあると思います。日本という大きな視点だけでなく、自分自身の日常のライフスタイルを一歩離れて見直す良い機会ともなります。
日々の生活は今まで築いてき . . . 本文を読む
旅先では新しい発見と出会えたり、何かを学ぶことができるチャンスがあります。こういうチャンスをうまく生かすことができれば旅はより有意義なものになりますし、普段の生活をより豊かにすることに繋がったり、考え方をより豊かにする事にもつながっていくと思います。
ところが旅先で何かを学ぼうとする場合、思いのほか難しい発想の転換が必要となる場合が多いのです。
知識というのは基本的な知識の上に順に積み上 . . . 本文を読む
旅する事は日常生活とは異なる場所に身を置く事、そして日常生活で頼りにしている人とのつながりのない場所で一定の時間を過ごす事になります。それが一番の魅力なわけですが、上手く頭を切り替えないと旅先で過ごす時間がただただ苦痛な時間となって帰国した暁には”二度と旅行になんていかない”という結論に至る事になりかねません。
実際のところ、”自分は旅に向いていない”という人と出会ったことはたくさんあります . . . 本文を読む
チェンマイをスタートして2日目の朝、バイクのオイルチェックをしたり、荷物を積み込んだりしている合間に、いつもお世話になっているゲストハウス、YA HOUSEのオーナー、サンさんと少し雑談をしていました。
先に背景を説明しておきましょう。スーパーカブで旅するタイ北部ではゲストハウスやホステルと呼ばれる安宿に宿泊することが多いのですが、そのうちでもチェンマイのYA HOUSEとチェンコンのBAA . . . 本文を読む
ちょうど今年のゴールデンウィークに旅行の計画を持っておられる方もおられると思います。そういう方を含めて、旅に出る予定のある方への提案が今回の内容です。
少しキザな言い方をするならば、”旅は思い立った時からすでに始まっている”のです。
旅に出る事を決めて、訪問先を決めたあと、皆さんは何をするのでしょうか。最近はやりの”情報収集”でしょうか。おすすめの宿やレストランを調べ、過去訪問した人のブ . . . 本文を読む
前回は旅の価値はどんな時間を過ごしたかで決まるという記事を書きました。
今回は価値ある時間の過ごし方について触れてみたいと思います。
旅をして、非日常の中に身を置いてみる事のすばらしさは、一つには自分の固定された価値観を一度取り払ってみる機会を得る事です。その結果、新しいものの見方をできるようになる事もあります。
例えば、スーパーカブで旅するタイ北部で私自身も実感し、参加された方から . . . 本文を読む
旅の価値
"禅とオートバイ修理技術"のパーシグがクオリティを客観的に計測しようとしたように、私も時折、旅のクオリティを計測することを考えます。そしてその問いは時にパーシグを狂気に駆り立ててパイドロスに変貌させたほどではないにしても、手が届きそうで届かない答えに対するもどかしさに苛立ちを覚える事もあります。
旅行の企画や手配に携わって、何とか利益を上げようとしている努力についてはそれほど . . . 本文を読む