旅のウンチク

旅行会社の人間が描く、旅するうえでの役に立つ知識や役に立たない知識など。

スーパーカブで旅するタイ北部 Day2=旅の準備とディナーショー

2013年11月13日 | 旅の風景
タイへ到着した翌日は準備のためとチェンマイ観光のための1日。昨日はノンアルコールチェンマイでしたが、今日が選挙の投票日で、夕方15時には禁酒明けとの情報です。

ゲストハウスの1階のレストラン兼ロビーになっているスペースで現金出納帳をつけたり、日記を書いたりしながらコーヒーを飲んでいると他の方々も起きてきました。いつもはここから東へ向かって堀沿いで朝食にするのですが、今回は北へ向かってみる事にしました。チャンプアック門を超えたところにはバザールがあり、そこで食事ができそうなところを探してみるとお粥の屋台がありました。タイでの最初の食事はおなかにやさしいお粥の朝食となりました。

ツーリング前の準備として、レンタルバイクを借り出す際に預けてしまうパスポートの代わりに使うためにパスポートコピーを用意する作業と、ツーリング中各自が見る(かもしれない)地図を購入する作業、そしてレンタルバイクショップにバイクの用意をお願いするという作業がありますが、これらはいつものごとく、朝食後のしばらくの時間で済んでしまいます。後はチェンマイ観光。みなさんと相談した結果、昼はドイステープへ。夜はカントークディナー(タイダンスのディナーショー。ディナーは食べ放題なのです)の後、サンデーマーケットを見物する計画となりました。カントークディナーはゲストハウスで予約済みです。

 地図の購入を終えて、町を走るソンテウを止めて料金を交渉。チェンマイの比叡山(?)ドイステープを見学し、チェンマイへ戻るとちょうど少し遅い昼食の時間となりました。昼食を摂って、チェンマイの街中のワットチェンマンを観光しながらゲストハウスへ帰りました。ワットチェンマンでは何人かの方が小鳥を買って空へ放して功徳を施しておられました。

 ゲストハウスでしばらく昼寝。目を覚ますとそろそろ15時を回っています。ところが15時の禁酒明けはどうやら”ウワサ”だったようで、町を偵察してみても、やはりお酒は売られていませんし、コンビニのビール売り場も冷蔵庫に鍵がかかっていたのでした。夕方17時ころになってゲストハウスのオーナーが”友達の店に買いに連れて行ってあげる”と申し出てくれたのでゲストハウスのバイクに二人乗りで買い物に出かけたのですが、行く先々でやはりお酒の販売は断られ、最後はチェンマイ郊外のバザールへ。そこでようやくビールを売ってもらう事に成功。カントークディナーへ出かける前の空き時間で乾杯を済ませる事に成功したのでした。

 カントークディナーの会場でも、やはりまだノンアルコール。どうやら正式には今夜遅くまで禁酒の町であるようです。各々お茶やコーラ、フルーツジュースなどを注文。それでも皆さんタイのダンスショーは楽しんでいただけたようでした。お客様のうちの一人は”これでこの旅行は十分満足した”と絶賛されていたのでした。

 サンデーマーケットの雑踏をブラブラしてゲストハウスへ帰ったのは多分23時頃。ようやく正式に禁酒も終わったようで、この時間にいつもビールを買っている雑貨屋が店を開いていました。ビールを飲んでいる人の姿もちらほら。選挙も終わってようやく普段の夜のにぎわいを取り戻し始めたようでありました。


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