最終日は比較的強行軍。チェンライをバイクで走り始めた翌朝には成田に着いているわけですから、この日の移動距離は驚異的であります。とはいえ、実際には200km弱の移動に飛行機での移動が加わるだけの事です。
この企画の行程の中で唯一、同じルートを逆向きにたどる事になります。昨日、チェンライで”帰ってきた”という感覚を味わった以上に、同じルートを走るからこそ往路で受けた印象と復路で受ける印象の違いを感じることができる1日であると思います。他人だった”タイ”という国が4日間でぐっと身近な存在になった事が実感できる1日ではないかと思います。
チェンライを出発するときにガソリンの残量を確認すると、昨年より距離を走ったにも関わらずそれなりに残っているようです。やはり80km/hで走るのと70km/hで走るのでは相当燃費に差が出るようです。過去2回はチェンライを出てすぐに給油したのですが、今回はもう少し走ってから給油して、その後チェンマイまで一気に走る作戦を考えました。
スーパーハイウェイ1号線を走るのはつまらないので往路と同じ1211号線でチェンマイへ向かいます。往路で見つけられなかったワットロンクンも見つけられれば立ち寄ってみようと思います。
40分ほど走った頃でしょうか、最後尾を走るT地さんが追いついてきて、ガソリンを入れたいとの申し出。チェンマイまで走るにはもう少し距離を稼いでおきたいとも考えたのですが、ちょうどワットロンクンへの道を尋ねるにはよさそうな場所なので給油。通りかかったオジサンにワットロンクンへの道を尋ねます。なにぶん、英語は通じないのですから、片言のタイ語で、何度も同じ事を尋ねて確認します。
ワットロンクンは、このガソリンスタンドから1211号線を離れて1号線へ向かったところにありました。位置的にはほとんど1号線沿いであって、往路でココに寄るために1211号線へ入った事自体が間違い。いつもどおり1号線を来れば容易に見つける事ができたと思われます。チェンライの市街地図にはワットロンクンは1211号線方面との指示が示されていて、それが往路で1211号線を選択させた根拠だったのですが、まあマイペンライです。
ワットロンクンは英語で"White Temple"という呼び方もするようで、タイの多くの寺院が金ピカなのに対して白一色に鏡の破片で飾りつけされています。歴史ある寺院というわけではないようで、新しい寺院です。敷地内の池に泳ぐ鯉も白い鯉のみという白に対するこだわりよう。建物の中に入る門を通ると、そこで係員に呼び止められ、拝観する際の注意点の説明を受けました。
ここでは、建物内部の撮影は禁止されています。建物内部は・・・まあ、行ってみて下さい。
ここに立ち寄るきっかけとなったのは往路、メ・カチャンの食堂の人に薦められた事なのですが、その際、手がかりとして絵葉書をもらいました。そのお返しに新しい絵葉書を入手してワットロンクンを後に。チェンマイへ向かいます。
いつもと同じように、やはり中間地点メ・カチャンは昼食時に到着。ところがいつもの食堂はお休みです。隣で食事をしていると、食堂は閉まっているけれど、向かいのオイルショップで働いている食堂の亭主はおりました。そこで、ワットロンクンの新しい絵葉書を手渡して、往路でワットロンクンへの手がかりをくれた事にお礼をすることができました。
ワットロンクンの存在そのものはチェンマイのドイステープのように歴史のある建造物とは少し違い、観光地として微妙な存在とも思います。もし、インターネットやガイドブックで調べてワットロンクンを訪れたら、”妙なお寺”と思うだけで過ぎ去っていくかもしれません。
我々の今回の旅では、ワットロンクンへ至るまでにメ・カチャンの食堂での会話があり、1211号線沿いのガソリンスタンドでの出会いがあり、そういった人々との接点がワットロンクンへ繋がっています。
日本に帰って、ワットロンクンの写真を見たときに、参加した方々がメ・カチャンの食堂出の出会いを思い出せたりしたら、今回のこの企画はある程度の目的を達成できたことになるのですが、どうだったでしょうか。
往路でも立ち寄った温泉の足湯でしばらく時を過ごした後、最後の一走り。チェンマイへ向かいます。今日は70km/hより少し高い平均速度で走ってきたせいか、思いのほか燃費が伸びません。往路はチェンライまで給油する必要がなかったのに、ドイ・サケットの手前の山中で残量計がゼロに。結局、チェンマイまで走りきるという作戦は失敗に終わりました。
チェンマイで無事にバイクを返却し、パスポートを返してもらった後はトゥクトゥクで空港へ。今回の旅は幕を閉じたのでした。
この企画の行程の中で唯一、同じルートを逆向きにたどる事になります。昨日、チェンライで”帰ってきた”という感覚を味わった以上に、同じルートを走るからこそ往路で受けた印象と復路で受ける印象の違いを感じることができる1日であると思います。他人だった”タイ”という国が4日間でぐっと身近な存在になった事が実感できる1日ではないかと思います。
チェンライを出発するときにガソリンの残量を確認すると、昨年より距離を走ったにも関わらずそれなりに残っているようです。やはり80km/hで走るのと70km/hで走るのでは相当燃費に差が出るようです。過去2回はチェンライを出てすぐに給油したのですが、今回はもう少し走ってから給油して、その後チェンマイまで一気に走る作戦を考えました。
スーパーハイウェイ1号線を走るのはつまらないので往路と同じ1211号線でチェンマイへ向かいます。往路で見つけられなかったワットロンクンも見つけられれば立ち寄ってみようと思います。
40分ほど走った頃でしょうか、最後尾を走るT地さんが追いついてきて、ガソリンを入れたいとの申し出。チェンマイまで走るにはもう少し距離を稼いでおきたいとも考えたのですが、ちょうどワットロンクンへの道を尋ねるにはよさそうな場所なので給油。通りかかったオジサンにワットロンクンへの道を尋ねます。なにぶん、英語は通じないのですから、片言のタイ語で、何度も同じ事を尋ねて確認します。
ワットロンクンは、このガソリンスタンドから1211号線を離れて1号線へ向かったところにありました。位置的にはほとんど1号線沿いであって、往路でココに寄るために1211号線へ入った事自体が間違い。いつもどおり1号線を来れば容易に見つける事ができたと思われます。チェンライの市街地図にはワットロンクンは1211号線方面との指示が示されていて、それが往路で1211号線を選択させた根拠だったのですが、まあマイペンライです。
ワットロンクンは英語で"White Temple"という呼び方もするようで、タイの多くの寺院が金ピカなのに対して白一色に鏡の破片で飾りつけされています。歴史ある寺院というわけではないようで、新しい寺院です。敷地内の池に泳ぐ鯉も白い鯉のみという白に対するこだわりよう。建物の中に入る門を通ると、そこで係員に呼び止められ、拝観する際の注意点の説明を受けました。
ここでは、建物内部の撮影は禁止されています。建物内部は・・・まあ、行ってみて下さい。
ここに立ち寄るきっかけとなったのは往路、メ・カチャンの食堂の人に薦められた事なのですが、その際、手がかりとして絵葉書をもらいました。そのお返しに新しい絵葉書を入手してワットロンクンを後に。チェンマイへ向かいます。
いつもと同じように、やはり中間地点メ・カチャンは昼食時に到着。ところがいつもの食堂はお休みです。隣で食事をしていると、食堂は閉まっているけれど、向かいのオイルショップで働いている食堂の亭主はおりました。そこで、ワットロンクンの新しい絵葉書を手渡して、往路でワットロンクンへの手がかりをくれた事にお礼をすることができました。
ワットロンクンの存在そのものはチェンマイのドイステープのように歴史のある建造物とは少し違い、観光地として微妙な存在とも思います。もし、インターネットやガイドブックで調べてワットロンクンを訪れたら、”妙なお寺”と思うだけで過ぎ去っていくかもしれません。
我々の今回の旅では、ワットロンクンへ至るまでにメ・カチャンの食堂での会話があり、1211号線沿いのガソリンスタンドでの出会いがあり、そういった人々との接点がワットロンクンへ繋がっています。
日本に帰って、ワットロンクンの写真を見たときに、参加した方々がメ・カチャンの食堂出の出会いを思い出せたりしたら、今回のこの企画はある程度の目的を達成できたことになるのですが、どうだったでしょうか。
往路でも立ち寄った温泉の足湯でしばらく時を過ごした後、最後の一走り。チェンマイへ向かいます。今日は70km/hより少し高い平均速度で走ってきたせいか、思いのほか燃費が伸びません。往路はチェンライまで給油する必要がなかったのに、ドイ・サケットの手前の山中で残量計がゼロに。結局、チェンマイまで走りきるという作戦は失敗に終わりました。
チェンマイで無事にバイクを返却し、パスポートを返してもらった後はトゥクトゥクで空港へ。今回の旅は幕を閉じたのでした。
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