橋本治とナンシー関のいない世界で

「上野駅から夜汽車に乗って」改題
とうとう橋本治までなくなってしまった。
平成終わりの年にさらに改題してリスタート。

大どんでん返しか!?不動産業界の裏を勘ぐる 引っ越し顛末記2

2016-05-10 03:30:35 | こじらせ人生
引っ越しの顛末続報。
なんと、せっかくボロマンションに決めようと腹をくくったのに、今日思いもかけない事が起こった。

土曜日午後に大元の管理会社(元付けというらしいが)に確認して、空いてますよと言ってた浅草の賃貸物件。この元付けの管理会社、この日はたまたま電話が通じたものの、営業日ではなかったようなので、月曜日朝にあらためて仲介会社から連絡してもらったら、なかなか連絡が取れなかったらしく、夕方やっと連絡が取れたと思ったら、なんとなんと、土曜日に空いていた部屋に今朝申し込みが入ったという。あんなボロいマンションにそんなことがあるのか?と思って、それは私たちの申し込みと勘違いしてるんじゃないのか?と聞いたら、仲介会社はそうではないようだと言う。私は5階の部屋を希望していたのだが、それは今朝埋まって、3階の部屋は空いているとの事。ほんとかよ!?

本当に偶然で運が悪かったのか、仲介会社がまじめにやってなかったのかは分からない。3階は空いてるというが、3階は大抵窓の前に高圧線があり、私はこれまで高圧線が窓の前にある部屋は断って来た。もし、ここも目の前にあったら、私はそれを断ると思う。しかしそうなると、今入れそうな部屋というのはその仲介会社がずっと最初から勧めて来ていた、エレベーター無しの4階で、もう何ヶ月も空室になっている部屋だけになる。

昨日ブログに書いた、もうひとつの候補だった設備の整ったマンションというのも、ボロマンションに申し込むということにしたため、申し込みをとりやめてしまっているし、現時点での選択肢はその仲介会社一押し物件しかないのだ。新しく部屋を探すには、現部屋退去を約束した5月末までには日数も厳しいし・・・。

これは本当に偶然なのか、はめられたのか・・・。
もちろん、それは明日以降、元付けの管理会社に問い合わせればわかることだし、問い合わせれば分かるのに嘘はつくまいとも思うが、なんだか解せない。

というのも、最後の最後に残った物件というのが、よくよくこれまでの仲介業者の発言を思い返してみると、かなり業者に都合の良い物件のようなのだ。

業者によれば、この物件は「大家さんと直接交渉できる物件」とのこと。つまり、元付け管理会社のように仲介手数料を100%受け取れる物件という事になる。さらに、なかなか決まらない部屋の場合、大家さんが広告宣伝費として家賃の1ヶ月分ほどを払ってくれる場合があるらしく(これをADというらしい)、この物件はその可能性が高い。というのも、ネット検索してみるとわかるが、この物件の元付け業者は他にもいるようで、そうした業者のサイトには、この物件は仲介手数料50%オフもしくは無料と書かれているし、今回の仲介業者もこの物件は手数料サービスできますと言っていたからだ。なぜ仲介手数料を無料にできるのか?それは、前述したように、大家からの広告宣伝費が別に出ているからなのだ。つまり、客には手数料を少しサービスするといいながら、ぜんぜん損してない。むしろ、契約が決まれば1ヶ月分+αの収益があがる仲介業者にとっては優良物件なのだ。しかし、客にとっては、大家が宣伝費を払う程の「決まらない物件」であり、人気のない物件に入った事になる。

現在、私の目の前に最後の選択肢として残されたエレベーター無しの物件は、エレベーターが無い4階ということと、ベランダが北向きで屋上が使えないということを除いては、部屋の設備は古めなものの、そんなに嫌な感じの部屋ではない。シンプルで、間取りの感じは良い。かつて、一瞬はここでもまあいいかとも思った部屋だ。しかし、当初から、なにか仲介業者がここに入れたがっているという思惑を感じ、それに易々と乗る事を良しとしない気分が働いて、ずっとスルーして来たのだった。

そして、ここに来て、さらにボロいマンションに決めると腹をくくったところで、どたんばの「申し込み一歩遅かった」との報告。そして、残ったのはそのエレベーター無しの物件。
仲介業者の画策を疑ったとしてもおかしくはない気もしません?
わたしの勘ぐり過ぎかなあ・・・。

近年の不動産業界では元付けの不動産屋の物件情報をいわゆる仲介会社が共有して、仲介のみやっている。なので、情報が又聞きになり、時には仲介会社の思惑で情報操作されることもある。すでに契約済みなのに、まだ募集をかけているかのごとくに情報が出ていて、結局、別の物件を紹介される、いわゆる釣り物件などはその代表的なものだ。

今まで、とある仲介会社の兄ちゃんが何件かの内見につき合ってくれていたので、私が直接大元の管理会社を見つけてやりとりできる物件でも、義理立てして、そこを通して契約してあげようと思い、今回の件でもそのようにしていた。しかし、土曜日、仲介会社は大元の管理会社と連絡がつかないという。しかし、もう時間も無いし、はやく空室かどうかだけでも知って、もし埋まっていたら、週末また別の部屋を探さねばと思い、私自身もそのあと管理会社に電話してみたのだ。すると、なんか休みっぽかったけど、店の人が機嫌悪そうに電話口に出て、嫌々「空いてますよ」と教えてくれた。よし、じゃあ契約だと思ったが、やはり私は、仲介会社に義理立てし、「分かりました。空きだけ知りたかったんで。空いてるってことだったら、検討して、またあらためて連絡します。」といって電話を切った。で、仲介会社に連絡し、「空いてると言ってるから、進めて下さい」と言ったら、月曜日の今日、なんと「今朝決まった」という返事なのだ。

いろんなことが考えられる。
①本当に、今朝その部屋に申し込みがあった
②元付けの会社が仲介に入られて手数料収入がとれなくなるのを
 いやがって、わざと申し込みがあったと嘘をついた。
③仲介の会社が、自分の会社に有利な物件に入れようと、
 私の希望の部屋はすでに申し込みがあったと嘘をついた。

②③は考え過ぎなのかもしれないが、
実際のところはどうなのだろう?
やはり私はこの部屋と縁がなかったのだろうか?
新月の夜に結構考えて決断したのに・・・。
それとも3階の部屋でがまんしとけということか?

さあ、もう5月も10日となった。
本当に私は5月中に引っ越せるのか?!

ほんとにこんなもん書いてる場合か!
明日は出かける用事があって引っ越し片付けもできない。
部屋は見つからない・・・。
もう投げ出したいぞ!!

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