橋本治とナンシー関のいない世界で

「上野駅から夜汽車に乗って」改題
とうとう橋本治までなくなってしまった。
平成終わりの年にさらに改題してリスタート。

切り込み隊長の発言から、年始の朝生の東浩紀を思い出した~ウェブ上の直接民主制は・・・

2011-01-24 01:28:24 | メディア批評

切り込み隊長がfacebookの話から、ウェブの中の公共なんてことを

ブログに書いていて、やはり、ウェブ上の直接民主主義は

その可能性の片鱗を見せ始めているのかなあ・・

と久々に政治のことを考えた。

 

去年の上半期の朝まで生テレビの席上で東浩紀が

ウェブ上の直接民主主義について発言し、

その話で盛り上がるかと思われたが、その場で大きな発展は無かった。

ただ、その話が、一部の人々の印象に残ったのは確かだ。

開けて、今年年始の朝生では、マスメディアにおける、つうか

朝生自体におけるソーシャルネットワーク導入の遅さにツッコミが入り、

その辺の話から、ウェブ上の直接民主制の話に移行するかなと思いきや

司会の田原総一朗が全くその辺に理解を示さない様相を

呈したからなのか否か、

東浩紀は直接民主制の話を持ち出すなんて暴挙は犯さず、

今年第一回目の朝生は、不毛な不毛な終わってる朝まで生テレビに

なってしまったのだった。

 

YOUTUBEに尖閣の映像が流出し、ウィキリークスで国家の機密が漏れ、

facebookが一つの国とまで言われる今、

2011年最初の朝まで生テレビのテーマは、

どう考えてもメディア論にすべきだった。

政権交代後、問題だとされている事象が問題視されるその根底に、

マスメディアの報じ方が大きく関わっていることも忘れてはならない。

現状では、メディアのあり方を語ることが、

同時に将来の政治のあり方をも語ることになるということに、

なぜ今回の朝生に出演した多くのパネリストが

自覚的でなかったのかが不思議でならない。

 

今現在という時期は、

人々の意見のすくいあげられ方が、テクノロジーの進化という

外力によって変化を余儀なくされている時だと思う。

このネット社会の広がりを前提に、

どういう仕組みで人々の意見はすくいあげられるのかということを

新たな目線で考えてみるべき時なのだ。

 

私も勉強不足で、ウェブを介した限定的な直接民主制というものが

具体的にどういったものになるのかイメージできているわけではないが、

数万人の自治体が、数万人にフォローされてる状態のツイッターアカウント

というイメージは、

直接民主制についてなにか示唆してくれるものがあるような気がする。

 

長いこと、政治以外でも「代議制」的な仕組みが社会を動かして来たが、

それは今や「特権」とか「利権」という言葉に置き換えても

差し支えない感じになっている気もする。

いろいろ考え直してみなきゃならんなと思う2011年だ。

 

考えてみれば、「編集権」ということもある意味

「代議制的」でもあるよなあ・・なんて思う。

かといって「衆愚」「ポピュリズム」に陥ってもいかんしとかも思う。

結局、「代議」「編集」「特権」などのもとから、「覚悟」や「責任」

「ノーブレスオブリージュ」的なるものが希薄になって来てしまったことが

問題なんじゃなかろうか。

直接民主制の話してたのに、間接民主制の問題点になっちゃったよ。

まだまだ私も旧世代の人間ですわ。

 

今年は、ルソーの言う「一般意志」とはどういうものかを理解するところ

から始めようかな(そんなん去年やっとけって話なんですが・・・)。

 

ああ、今日はわかるようなわからんことを徒然書いてしまいました。

日々のニュースをみていると、一つ一つの政策に反論するのも嫌になる。

とはいえ、それも重要なことなんだろうな・・。

根底をくつがえすシステム論を考えちゃうのは、

現状に疲れているからという見方も出来る。

わーどっちなんだ~、頭がウニだ。

とにかく粘り強く考えられる体力胆力をつけねばならぬな。

すべては身体からでござる。

 

わー、ほんとに久々に垂れ流し的記事でした。推敲せずにポスト!

 


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2 コメント

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Unknown (とおりすがり)
2011-02-04 01:58:56
東さんの民主主義に対する立場ついてはこちらが参考になると思います。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12420780
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サンキュです (yurys)
2011-02-05 23:56:18
とおりすがりさま。
ありがとうございます。
いまちょっととりこんでいて、
時間が出来た時見てみます。
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