震災から15年が経ちました。
2006年にも、「今に至る」として書きました。
大学3回生だったその時、「私にできることは?」と考え、方向転換を繰り返しながらも、今までやってきました。
学生の時は、子どもの野外活動を通して、脳性マヒのおじさんの一人暮らしを通して、仲間と出会い、環境教育に出会い、生き方を考えはじめました。
卒業後は、YMCAという職場を通して、そして現在は滋賀で環境学習だけに捉われず幅広い事業を通して、人に出会い、仕事として社会をつくっていく喜びに触れています。
学生の時は、ボランティアって、奉仕というけれど、奉仕をしているつもりはなく、相手だけでなく、自分が一番学ばさせてもらっていると思っていました。
今では、逆に相手が一番楽しんで学んで喜んでもらえるように、そしてその過程で、自分も最高の楽しみや学びを得られるようにしています。
全ての事業では、人の協力や心があってのことなので、感謝を忘れないようにしていますが、なかなか形で感謝を表せずにいます。
感謝を示すために、何かをするのではないでしょうし、私の仕事が結果、感謝としての形になればいいのだろうかと考えます。
この15年間、私なりに人の関わりで、新たな道を探ってきたつもりですが、15年前にも、10年前にも、今の姿は想像していませんでした。
変わり続ける社会のなかで、自分の生き方と照らしあわしながら、新しい15年をつくっていく。その始めの年が今年であるような気がします。
震災から30年、今から15年後の私は、どのようにふりかえるのでしょうか?
今年が転機であるように、出会いを大切に、進むことを恐れない年でありたいと思います。
PHOTO:あそびの達人で。暗くなるまで凧を揚げ続けました。
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