八(はち)に拘るエコグリーン石井光暢のブログ

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人材育成

2006年08月22日 | My mind
今日のテーマは人材育成にしてみます。


サラリーマンだった私が会社を立ち上げ、小さな会社ではありますが経営者として
スタートしたのが26歳のときです。過去振り返ってみますと、経営者として頭を痛
めた問題の多くは『人』に係ることであり、それは今も変わらぬテーマです。例え
ば、「人材が育たない」ということに関して。

「何で彼は何度言ってもわからないんだ」

「彼には主体性が足りない」

などなど。経営者が従業員に求めることははっきりいって切りがないです。
ではこの問題の本質は何処にあるのでしょう。
それに気付くまで約10年かかりました。この問題の本質は従業員に問題があるので
はなく、経営者に問題があるということで、もっと端的にいえば私が自分の責任を
果たしていなかったということが本当の問題だと最近やっと気付きました。あくま
で私が現時点で行き着いた本質で正解とはいえませんし、時代によって変化するも
のであるとは思いますが。


すごく当たり前のことですが、人は簡単に行動を変えられないし、ましてや性格な
どよっぽどのことがない限り変えられるはずがないということです。ではどうした
ら良いか。それは山本五十六の「やってみせて 言って聞かせて やらせて見て
ほめてやらねば 人は動かず」のマインドで従業員と接することではないでしょうか。

先日、人材育成コンサルタントの方のお話しを伺う機会がありました。その方が仰
るには人材育成とは、『愛情を持って、しつこく、拘って、お節介』に接すること
であり、『叱る』のは最終手段だと仰っていました。まさにそのとおりだと思いま
す。これから、じっくり実践していきたいと思います。