日曜日の朝に『ゲゲゲの鬼太郎』のアニメ版がテレビ放映されているのをご存知ですか。
お堅い番組が終わった後、何と無しにチャンネルをそのままにしていたのですが、これがいい話で日曜の朝から泣きそうになりました。
目玉の親父が自らの命を賭けて鬼太郎を救おうとした瞬間の一言。
『子の命が危ういときに、自らの命など惜しいはずがない』
親が子の命を奪い、子が親の命を奪う昨今。ワイドショーやニュース番組からは連日、凄惨でショッキングな事件事故が流されています。
前にブログでも触れましたが、「メディアの在り方」にも間接的に責任があると思っています。同じニュースでもどれだけ凄惨さをだせるかみたいに競い合っているメディアにはホントに辟易としています。
狭山ヶ丘高校の小川校長先生が仰った言葉に「人間を矮小化してはならぬ」というものがあります。子のために死ぬのは親として当たり前であるし、その行為を他人や国というレベルで広げていった人たちが英雄なのだと。そういうことの出来る人間たちを矮小化するようなことがあってはならぬということです。
市街地への墜落を避け、自らの命を捨ててまで被害の少ない河川敷に墜落した自衛隊パイロットのお二方。脱出装置を早く作動させれば自らの命は間違いなく助かったはずなのに、自らの命と引き換えに被害を最小限に留めたお二方のような英雄たちが人間にはいるんです。http://www.nomusan.com/~essay/essay_06_tsuiraku.html
テレビや雑誌を鵜呑みにしてはいけませんよ。彼らは自らの主観を入れていますから事実と異なることもあるんです。
そんな感じです。