たまには真面目なお話を。
リーマンショックが引き金となり世界的な景気減速が現実となった今、世界は?日本は?そしてエコグリーンはどうするべきなのかを考えています。
世界は何処に向かっていくのか。
アメリカ的市場原理主義が招いたと云われる未曽有の金融危機。
なぜ「未曽有の金融危機」になったか。
答えは簡単です。
「人間が欲深いから」
市場に委ねれば、市場の「見えざる手」によって最適な決定が為されていく。
間違いではないけれど、大前提はその市場のプレーヤーに良心があるかということでしょう。
こと金融市場においては、1の価値しかないものを金融工学を駆使して5にも10にもしてしまい、そこで得た利益からとんでもない報酬をもらう。もともと1の価値しかないんだから景気が減速したらどこかに歪みが出るのは当然です。
偉そうに批判してますけど、僕にそのノウハウがあったら否定できたかは自信がありません。
それほど人間は欲深いのです。
欲深い人間は神でさえコントロールすることはできませんから、金融市場のルールを厳格化したところで効果は限定的なのでしょうね。
人類が賢明なら、現場で現物に現実なものを追いかけていくことになり、産業的には第一次産業への回帰が進むんじゃないかと勝手に想像しています。
長くなりましたので続きはまた。