八(はち)に拘るエコグリーン石井光暢のブログ

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スポーツチームを取り巻く現状

2014年11月25日 | 政治経済

湘南ベルマーレがJ1昇格を決めた。

昇格を決めたニュースより財政難で有ることが大きく報じられている。

(営業収入が10数億円だそうだ)

これは湘南だけにあてはまることではない。

読売ジャイアンツの収入が約250億円。

これは日本のスポーツチームとしては抜き出ている。

同じプロ野球で最も収入が低いのがヤクルトの約60億円である。

しかしながら、Jリーグで最も収益を上げている浦和の収入がヤクルトと

同額の約60億円ということを考えると、いかにNPBが抜けているか

一目瞭然である。

J1のクラブの平均収入は約30億円だそうだ。

NPBの平均はおそらく倍以上のはずである。

NPBだけが今後も安泰とは考えられないが、何故NPBだけがこれだけ抜け

ているか考えてみた。

「歴史」

「王、長嶋、イチローなどのヒーローの存在」

「適度なチーム数の維持」

「甲子園大会」

素人分析なので外れていたらご容赦頂きたいが、上記4点が相まって今日のNPBの繁栄

があるように感じる。

とはいえ、一流選手のメジャー流出などでメジャーリーグのマイナー化が否めないNPBは

今後否が応でもグローバル化が求められるだろう。それでも、野球はしっかりと文化として

日本に根付いている。

一方のJリーグをNPBと比較すると、

歴史については時間は操作できないので如何ともしがたいが、「ヒーローの存在」や

「適度なチーム数の維持」といったところはリーグとしての仕掛けが必要と感じる。

商業的にはヒーローは作り上げるものである。そして、欧米などと比べ「オラが街」に

対する意識が希薄な日本(東京一極集中)においては過度にチーム数を増やすことは

カニバリゼーションを招く結果となる。ただNPBに比べJには代表というキラーコンテンツ

があるのでグローバル展開は戦術次第でエキスパンションできるはずである。

この他にもNPB、Jともに様々な課題を抱え新たな取り組みをしているはずであるが素人意見

を勝手に書かせて頂いた。

我がXリーグは・・・・

リーグやチームが所有するキラーコンテンツとは何か。

これ以上は長くなるので1点だけ。

経営、運営に携わられている方には肝に銘じて頂きたい。

狭い了見で経営してもリーグは繁栄しないし、リーグが繁栄しなければ自らのチームの価値も

上がらないということを認識して頂きたい。