4月30日から5月2日(間違っていたらごめんなさい)までNFLドラフト2015
が行われる。
ドラフトというと日本のプロ野球のそれを連想する方も多いかと思うが、NFLのドラフト
はまるで違うものである。
アメリカ人らしいといえばアメリカ人らしいのだが、ドラフトはシーズンオフ最大の
イベントである。
連日、アナリストたちはドラ1を予想し寸評している。
そして、NFLのスカウトや球団が一番重要視しているのが「選手のパーソナリティ」で
ある。粗暴な性格や協調性に欠ける選手はどんなに能力が高くてもドラフトの順位が
低くなることや指名そのものが見送られることもある。
であるから、スカウトや球団は該当選手の「身体検査」を徹底的に行う。
夢のNFLプレーヤーになるには高い人間力も求められるのである。
しかしながら、そこまで徹底して身体検査や入団後の教育を徹底しても問題を
起こす選手はあとを絶たない。
OJシンプソン(無罪になりましたが、、、、)、レイライス、エイドリアンピータソン、
つい先日はマイアミの選手が殺人罪で終身刑を言い渡された。
さあ今年のドラフトではどんなドラマが待っているのか。
ドラ1候補のジェイミスウィンストンはパーソナリティに問題ありだが、能力は折り紙付き。
同じくQBで全米最優秀選手ハイズマン賞(ウィンストンも受賞している)を受賞している
マーカスマリオタはパーソナリティは抜群だが、スキル的にはまだまだ荒削りとの評価である。
一巡一位の指名権は確かタンパだと思うが、タンパのチーム事情からするとQBは最重要補強
ポジションの一つでありその判断に注目したい。