Stay Home(ステイホーム)が続くなか、家の片付けをする人も多いかもしれませんね。
【エコで家庭学習 ~お料理を作ってみよう~】でご紹介した和澄先生からのメッセージその2をお届けします。
和澄先生からのメッセージ
その2「住」(家庭科)
①そうじ
そうじ機を使ったり、ゆかをふいたりすることはやったことがあるでしょう。いつもやらない所はどこかな。
トイレとふろ場にチャレンジしましょう。トイレとふろ場に使うそうじ用洗剤や用具は、家によってちがいます。家の人に使い方を聞きましょう。そうじのやり方を覚えたら、週に1回はそうじしてみませんか。
②かたづけ
年末の大そうじのときしかやらない自分のへやをかたづけましょう。おもちゃ、本、学校で使うもの、服などを決められた場所にきちんとしまいます。入れる場所がなければ、段ボール箱を利用してマイボックスを作ります。マーカーで好きな絵をかいたり、シールをはってかざると楽しいです。
③ごみの分別
家から出るごみは、すごい量と種類です。川口市のごみの分別の説明書を見て、自分でごみを分けましょう。そして、ごみを出す日に自分で持って行きましょう。
ごみを分別することは、地球温暖化を止める役割もあります。少しでも二酸化炭素を減らす取り組みをしていくことが大切です。
ここまで
ということで、ごみについて。
朝日環境センターには、今、あちこちにこんなポスターが貼られています。
作業している方々や処理場での新型コロナウィルス感染拡大防止のため、現在、川口市では、「家庭ごみの自己搬入中止(~5月15日まで(延長の可能性有))」「衣類排出抑制のお願い(中止はしていませんが出来るだけご協力お願いします)」「マスクやティッシュ等の捨て方のお願い」「ペットボトルの出し方のお願い」等々のアナウンスをしています。
ところで、私たちが出したごみはどのように処理されているのでしょうか?
例えば、ペットボトルを見てみましょう。
各家庭から出されたペットボトルは、市内にあるリサイクルプラザへ運ばれます。
ここに運ばれた後、ベルトコンベアーの上を流れていきますが、このとき、ペットボトルとして出された中に、違うものが入っていないかどうか調べて、違うものがあれば取り除く作業をしてくれている人たちがいます(これを手選別といいます)。
以前、体験したことがありますが、それはそれは大変な作業でした・・・
プラスチック製容器包装等についても、同じように作業する人たちがいて、最後にきちんと分ける仕事をしてくださっています。
集められた資源は、それぞれの業者に渡され、再生工場でリサイクルされます。
一般ごみは、大きなクレーンがある「ごみピット」へ運ばれて燃やされます。大きな大きな、UFOキャッチャーです
上の写真は、過去に撮影したものですが、今はごみでいっぱいになっているのかもしれません・・・
ちなみにこのごみピット、
なんと小学校のプール約30杯分もの大きさなんだそうです。
家の片づけをした時に、「川口のごみはどのくらい出ているのかな?」「ごみは、集められた後どうなっていくのかな?」と、調べてみませんか?(4年生社会「住みよいくらしをつくる ごみのしょりと利用」
※くわしく調べたい人は、川口市のホームページ「清掃のあらまし」と「清掃事業概要」がおすすめです。お家の人と一緒に見てみてくださいね。
新型コロナウィルスの影響で、ごみを集めたり処理したりするお仕事をしている人たちは、本当に毎日大変です。
ごみを出すときに、「家から出したごみは、どうなっていくのかな?」と、働いている人たちのことをちょっと思い浮かべてもらえたら嬉しいです
今までは、どんどん作ってどんどん捨てるのがあたり前の世の中でしたが、これを機会に、「今あるものですませる」「直しながら大事に使う」人が増えてくれるとうれしいなと思います。(浅羽)