「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

今までの政治責任の所在を曖昧にした大連立など絶対許されない!

2011年06月08日 | 衆参ねじれ国会問題
「今回の大連立構想が破談するまで」何回でも言い続けます!

やはり、今回の「大連立構想」は、与党民主党と野党比較第1党の自民党の一部の関係者による国民不在の節操のない談合と言わざるを得ません。

特に、政権奪取に向けて対立軸をしっかりと描き、与野党対立の立場を鮮明にすべき立場の自民党側から、民主党に歩み寄る必要性など全くないはずです。

たしかに東日本大震災発生後の国難打破に向け緊急対策の意義があったとしても、それなら震災後もう3ヶ月経つタイミングで言い出すのは絶対おかしい!

むしろ初動三カ月間に「緊急の救国大連立内閣で立ち向かう」が筋であったわけで、「菅内閣だから協力しない」とその期間突っぱねた以上、最後まで突っぱねなければ筋が通りません。

それにあれだけ「菅内閣退陣!」と迫りながら、菅首相が辞めたら、あっさり手を組む・・・じゃあ、辞めれば一定の区切り、けじめがついたと、この1年間の失政の責任は恩赦ですか?この節操の無さはあり得ないでしょう。

この突っ張りきれない所に現在の自民党の政権奪取への意気込みに限界を感じている人も多いと思います。

この時期に「大連立」だけ先行させることに、やはり政治としての「大義」を感じません。

なにかこう、別の利害、駆け引きが存在していると直感で感じとってしまうのは私だけではないと思います。

それに大連立を言い出している人の「筋」があまりにも悪すぎます。

とりわけ、与党議員であり、民主党執行部、内閣官房副長官の任にある仙谷由人氏が大連立を画策している以上、まったく信用できません。

昨年9月の尖閣諸島対応と言い、その時点での日本の国益を決定的に損ねた責任は重大で、失政は明らかです。

その責任の所在を未だに明らかにせず、(自衛隊への暴力装置発言への公式謝罪もないでしょう)、官房長官の任は降りても、副官房長官として、まるでフィクサーのように「大連立」と言って暗躍させている日本の政治がわかりません。

現代日本政治にモラルがないと言わざるをえません。

その象徴が、仙谷官房副長官の行動でしょう。

もう、明らかに筋が通らないので、

「既存民主党政権を延命させるあらゆる連立構想は不毛であり、政治として大義がない」

「亡国の大政翼賛会は許すな!」

この度の大連立構想が破談するまで、指摘させていただきます。

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