「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

あらためてご確認。無条件の安倍政権支持派ではございません。

2016年03月14日 | 原子力発電問題
 何やらこのブログをお読みの方で、
もしかすると無条件の安倍政権支持派だと勘違いされている向きも
無きにしも非ずですので、あらためて確認させていただきます。
(明確に「既存国会議員の総入替え」に言及させていただいております。)

私は、日本の現実的な選択肢として原発稼働する事は当面はすすめるべきで、
「費用対効果」を含めて明らかに原発より優位なエネルギー源が自前で確保できれば
それにこしたことはないと観がているだけで、
少なくとも安保法制を含む憲法9条改正は待ったなしですので、
「自主憲法制定を党是とする自民党総裁がその実行を確約する」のであるなら
現政権の方針に反対する理由は有りませんが、確約しないのなら話になりませんし、
エネルギー政策等の個別の政策では必ずしも全面的な賛成はしておりません。

その意味で「反原発原理主義的な動き」には明確に異を唱えたいと考えております。

なにやら「原発より火力発電の方がコストが安い」などと言う人がいますが、
では火力発電のために必要な天然ガスの供給は無条件で約束されているのでしょうか?
その調達方法やコストが長期にわたり安定していると言う保証はどこにありますか?
今後も石油と同じく輸入に頼るだけなら、それこそ「エネルギー安全保障」の観点から
答えは明確に「ノー」ですね。

以前の関連ブログを注意深く読んでいただければおわかりいただけますが、
「最新鋭の高効率火力発電」の可能性にはいち早く言及しておりますが、
この「天然ガスの安定供給」という点が最大の難点ですから選択肢としては
原発を補完する二次的なものだと言わざるを得ませんね。
(さらに原発のように長期稼働が出来ず、かなり頻繁に停止させて
長期間整備する必要が出てきます。)

それとも「ロシアのプーチン大統領と話を付けて、
北方4島返還を条件に、天然ガスを永年にわたってロシアから調達する
エネルギー安保条約を含む日ロ通商条約を結ぶのなら賛成なのでしょうか?
もしくは、その外交方針を持つ日本の総理大臣ならお認めになるのでしょうか?

また原発の安全性の有無を言うなら、湾岸地域に並ぶであろう高効率火力発電と
同じく湾岸地域に並ぶ巨大な「天然ガスタンク」と「天然ガスパイプライン」
の大規模災害時の対策を合わせてご明示いただかないと納得できません。
(現実的には原発より火力発電が無条件に安全とは言い切れないのです。)

まあ、何を言っても「反原発原理主義信者」の皆様には
通用しませんので、この辺にしておきます。

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