もう、相当数このブログで指摘させていただいていますが、まだまだ世間の評価は甘すぎるので、総選挙中とは言えども追及の手を緩めるわけにはいきません。
なぜなら、東日本大震災に伴う東京電力福島第一原発被災後の緊急対応に関するほぼすべての賠償責任を東京電力に負わせる形で、第一次責任を現民主党政権や当時の首相官邸スタッフが見事に逃れているからです。
よくよく考えてみてください。東京電力は1兆円近くもの公的資金が注入され、日本政府(民主党政権)による救済という形で実質的に国有化企業になりました。つまり冷静に考えれば、日本政府が東京電力を公的資金で救い、その公的資金で東京電力が被災者に賠償責任を負う・・・
まったくもってずるいですね!「東京電力に賠償責任の代理店業務を任せて肩代わりさせて、一時対応責任を負わせている」ということでしょ!要は、日本政府の責任ではないですか!どうして多くの国民は東電バッシングで終わってしまうのでしょうか?何やら「原子力村の犯罪だ!」とか言って、まんまと左翼勢力と民主党の策略にはめられたと思いますよ。
そして、話はいきなり核心的問題に入りますが、原子力発電所の炉心を安定的に止めるには、「止める」「冷やす」「封じ込める」という三つの段階が必要だというお話をばかばかしくなるくらい昨年何回もしました。
では、再び振り返ります。3月11日の東京電力福島第一原発はいったいどうだったのか!
(話を厳格に分かりやすくするために事例をこまかく絞ります。)
同日14:46分に大地震が発生し、
第1号機 14:46
第2号機 14:47
第3号機 14:47
それぞれの原子炉が「自動停止」しています。大津波到達以前です。(第4号機は点検でしたので停止中でしたのでこの時点では除外)
という事は地震発生と同時にほぼ自動停止してるんですよ!
良いですか!もう一度言います。
地震発生直後、原子炉の自動停止機能が正常に作動して、停止したんです!「止める」は正確には「自動的に止まる」で達成できているんです。
だから、大震災発生直後「原子炉の異常」はなかった!と言う事です。「この時点で被災した原子炉による過失責任は問えない」のですよ!これは何回言っても強調し過ぎる事のない事実です!
そして、次が問題の「全交流電源喪失」状態が起こります。
第1号機 15:37
第2号機 15:41
第3号機 15:38
原子炉を安定的に冷却させるための冷却水を送るポンプを動かす交流電源が全部喪失したという問題です。
電源を止めてハイ!おしまい!にならない原発特有の問題がここで発生するわけです。「冷やす」という手順が出てきます。
第1号機から第3号機まで、それぞれ約50分後に、冷却水が回らずに冷温停止出来ない状態が出てきます。
さあ、ポイントは、この3月11日16時以降の対応です!ご存知の通り、第1号機が水素爆発を起こすのは翌日です。まだこの時点で水素爆発など起こしてもいないのです!だからこの段階では「原発事故」という言い方は正確ではないのです。
その後、11日の夕刻以降、東京電力福島第一原発の現場職員は、それこそ命がけでこれから起こるであろうリスク排除に向けて、全精力を注ぎます。良いですか!現場は必死になって対応したの
ですよ!業務責任は遂行されていますよ!
この段階のポイントは、「では再臨界を起こさないように、どうやったら冷却水を原子炉に注入できるか」に話題が移るんです。
そうなれば、強制的に外部から水を注入できるかという事が検討されます。そこで「海水の注入はできないか」という判断が出てくるわけです。
言われているのは、やれ言った言わないで大きな話題となりましたが、この段階で海水を注入すれば原子炉に損傷を与えて使えなくなるという判断があって、注入を躊躇したと言う話がありますが、福島第一原発の吉田所長はあくあでも海水注入の判断を下したとされています。
では止めたのは誰か!これが昨年さんざん国会でも話題になった点ですが、「誤った政治主導」の元に、トップダウンの責任を果たすべく首相官邸から管前首相が口を挟んだ事実が明らかになっています。
間違いなく、この段階から「被災現場(まだ事故現場じゃあないですよ!)の判断」以外の判断が入ってくるわけです。
まだ原子炉は正常に冷却できていないのですよ!現場は必死になって冷やそうとしているんですよ!
そして、なかなか現場の状況がつかめないという理由のもとに、原子力災害の総指揮者でもあり、すべての災害の状況を把握すべき管前首相自らが、首相官邸を離れて、12日朝に福島の原発「被災現場を直接目視で確認する」という暴挙に出るわけです。
なぜ暴挙と言えるのか!この「管前首相の現場視察」を受け入れるというマターが発生した事で、1分1秒を争って冷却水を注入しなければならない被災現場の原子炉の復旧作業が数時間近く止めなくてはならなくなるという致命的な損失を迎えるからです。
そして3月12日昼過ぎに、第1号機が水素爆発を起こし、原子炉建屋が吹き飛びます!「冷やす」事が出来ずに「封じ込める」に失敗したわけです。
この水素爆発以降、この原発対策の緊急度が一気に増し、冷却だけでは済まない放射能の拡散への対応というまったく新たな局面を迎える事になります。その後第3号機でも同様の水素爆発が起こります。
よろしいでしょうか、私がなぜ首相官邸の初動責任を問えと言っている意味がお分かりいただけるでしょうか。
過去何回も言っていますが、「原子炉の自動停止」→「水素爆発発生」までの間に、被災現場にあろうことか管前首相が直接関わったという事実があるからです!
被災した原発を事故現場にしてしまったのは、間違いなく管前首相にも責任があります。無限責任は問えなくとも、きわめて重い責任があり、この関与責任は免れないはずです。
どうしてそのような人物が平気で総選挙に再び立候補し、街頭演説などをしていられるのか?不思議に思いませんか?
多くの方々はもう一度考えていただきたいのです。特に衆議院東京18区の有権者の皆様にはこのブログ内容をぜひ確認していただき、ご本人に街頭で直接ご質問いただきたいと思います。
なぜなら、東日本大震災に伴う東京電力福島第一原発被災後の緊急対応に関するほぼすべての賠償責任を東京電力に負わせる形で、第一次責任を現民主党政権や当時の首相官邸スタッフが見事に逃れているからです。
よくよく考えてみてください。東京電力は1兆円近くもの公的資金が注入され、日本政府(民主党政権)による救済という形で実質的に国有化企業になりました。つまり冷静に考えれば、日本政府が東京電力を公的資金で救い、その公的資金で東京電力が被災者に賠償責任を負う・・・
まったくもってずるいですね!「東京電力に賠償責任の代理店業務を任せて肩代わりさせて、一時対応責任を負わせている」ということでしょ!要は、日本政府の責任ではないですか!どうして多くの国民は東電バッシングで終わってしまうのでしょうか?何やら「原子力村の犯罪だ!」とか言って、まんまと左翼勢力と民主党の策略にはめられたと思いますよ。
そして、話はいきなり核心的問題に入りますが、原子力発電所の炉心を安定的に止めるには、「止める」「冷やす」「封じ込める」という三つの段階が必要だというお話をばかばかしくなるくらい昨年何回もしました。
では、再び振り返ります。3月11日の東京電力福島第一原発はいったいどうだったのか!
(話を厳格に分かりやすくするために事例をこまかく絞ります。)
同日14:46分に大地震が発生し、
第1号機 14:46
第2号機 14:47
第3号機 14:47
それぞれの原子炉が「自動停止」しています。大津波到達以前です。(第4号機は点検でしたので停止中でしたのでこの時点では除外)
という事は地震発生と同時にほぼ自動停止してるんですよ!
良いですか!もう一度言います。
地震発生直後、原子炉の自動停止機能が正常に作動して、停止したんです!「止める」は正確には「自動的に止まる」で達成できているんです。
だから、大震災発生直後「原子炉の異常」はなかった!と言う事です。「この時点で被災した原子炉による過失責任は問えない」のですよ!これは何回言っても強調し過ぎる事のない事実です!
そして、次が問題の「全交流電源喪失」状態が起こります。
第1号機 15:37
第2号機 15:41
第3号機 15:38
原子炉を安定的に冷却させるための冷却水を送るポンプを動かす交流電源が全部喪失したという問題です。
電源を止めてハイ!おしまい!にならない原発特有の問題がここで発生するわけです。「冷やす」という手順が出てきます。
第1号機から第3号機まで、それぞれ約50分後に、冷却水が回らずに冷温停止出来ない状態が出てきます。
さあ、ポイントは、この3月11日16時以降の対応です!ご存知の通り、第1号機が水素爆発を起こすのは翌日です。まだこの時点で水素爆発など起こしてもいないのです!だからこの段階では「原発事故」という言い方は正確ではないのです。
その後、11日の夕刻以降、東京電力福島第一原発の現場職員は、それこそ命がけでこれから起こるであろうリスク排除に向けて、全精力を注ぎます。良いですか!現場は必死になって対応したの
ですよ!業務責任は遂行されていますよ!
この段階のポイントは、「では再臨界を起こさないように、どうやったら冷却水を原子炉に注入できるか」に話題が移るんです。
そうなれば、強制的に外部から水を注入できるかという事が検討されます。そこで「海水の注入はできないか」という判断が出てくるわけです。
言われているのは、やれ言った言わないで大きな話題となりましたが、この段階で海水を注入すれば原子炉に損傷を与えて使えなくなるという判断があって、注入を躊躇したと言う話がありますが、福島第一原発の吉田所長はあくあでも海水注入の判断を下したとされています。
では止めたのは誰か!これが昨年さんざん国会でも話題になった点ですが、「誤った政治主導」の元に、トップダウンの責任を果たすべく首相官邸から管前首相が口を挟んだ事実が明らかになっています。
間違いなく、この段階から「被災現場(まだ事故現場じゃあないですよ!)の判断」以外の判断が入ってくるわけです。
まだ原子炉は正常に冷却できていないのですよ!現場は必死になって冷やそうとしているんですよ!
そして、なかなか現場の状況がつかめないという理由のもとに、原子力災害の総指揮者でもあり、すべての災害の状況を把握すべき管前首相自らが、首相官邸を離れて、12日朝に福島の原発「被災現場を直接目視で確認する」という暴挙に出るわけです。
なぜ暴挙と言えるのか!この「管前首相の現場視察」を受け入れるというマターが発生した事で、1分1秒を争って冷却水を注入しなければならない被災現場の原子炉の復旧作業が数時間近く止めなくてはならなくなるという致命的な損失を迎えるからです。
そして3月12日昼過ぎに、第1号機が水素爆発を起こし、原子炉建屋が吹き飛びます!「冷やす」事が出来ずに「封じ込める」に失敗したわけです。
この水素爆発以降、この原発対策の緊急度が一気に増し、冷却だけでは済まない放射能の拡散への対応というまったく新たな局面を迎える事になります。その後第3号機でも同様の水素爆発が起こります。
よろしいでしょうか、私がなぜ首相官邸の初動責任を問えと言っている意味がお分かりいただけるでしょうか。
過去何回も言っていますが、「原子炉の自動停止」→「水素爆発発生」までの間に、被災現場にあろうことか管前首相が直接関わったという事実があるからです!
被災した原発を事故現場にしてしまったのは、間違いなく管前首相にも責任があります。無限責任は問えなくとも、きわめて重い責任があり、この関与責任は免れないはずです。
どうしてそのような人物が平気で総選挙に再び立候補し、街頭演説などをしていられるのか?不思議に思いませんか?
多くの方々はもう一度考えていただきたいのです。特に衆議院東京18区の有権者の皆様にはこのブログ内容をぜひ確認していただき、ご本人に街頭で直接ご質問いただきたいと思います。