「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

いまのところ争点らしき争点がない今回の参院選について

2013年07月06日 | 衆参ねじれ国会問題
本当に自民党に勝ちたいのなら、明確に「YES OR NO」を有権者に突き付ける「二者択一選挙」を仕掛けなければならなかったのに、民主党にはこの期に及んでも起死回生の秘策が何もなかったようです。

と言うか、半年前までの3年間もの政権担当期間中に自らがやれもしなかった事をいくら訴えても、そりゃあ、まったく説得力が出てこないのは当たり前です。これが一番大きいですね。

現時点でいくらアベノミクス経済政策を批判しても、「将来への期待感ではなく、むしろ国民に不安感のみを煽る作戦」ですから、あまりにもネガティブ過ぎて、イメージが悪いですね。お付き合いしたくない感じがします。

自民党以上に景気の良い話をするかと思えば、「大企業VS庶民」というような旧態依然とした日本共産党が大好きな自民VS共産、資本主義対共産主義という対立軸の焼き直しのようで新規性がまったくありません。

労働組合運動丸出しの政策なら、それこそ党名を「民主労働党」に変えて堂々と政党色を明らかにして戦うべきです。その方がまだわかりやすいと思います。

では、踏み込んだ政界再編を見据えて何か将来展望を訴えるかと言えばそれすらもありません。民主党に全野党を糾合できる吸引力がないのです。「錦の御旗がない」のです。

「政策ごとに是々非々で」なんて言っていたら政権交代など全くできませんよ。

ということで、あらためて言うまでもないのですが、どの野党よりも民主党が存亡の危機を迎えるだけの選挙になる可能性が充分ある参院選挙と言えるでしょう。旧政権党として落第点がついている点は決定的です。

民主党と連立を組んでいた国民新党がなくなったのは、まさにその前哨戦です。

何回も言いますが、海江田代表以下民主党議員の方々はぜひ真剣に身の振り方をお考えください。


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