中野笑理子のブログ

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お暑うございます

2017年07月21日 | 日記

熱いというより痛い日差し。
午前中でさえ、外に出るとその日差しに皮膚がチリチリ痛い。

家族で海に出かけたという会社の人は顔も腕も赤剥けになって出社し、その痛みにじっとしていられないらしく、立っていても座っていても怪しげに身体を揺らしておりました。
「見て見て」と言ってシャツを捲ると、背中も見事に真っ赤になっていて、直接触らずとも手をかざしただけで熱を感じ、思わず因幡の白兎の物語を思い出したのでした。

そんな今日は、朝から切ないものを見てしまい、ちょっとブルーになっていたのであります。
それは羽化に失敗したセミで、頭の部分だけ外に出た状態で絶命しているのでありました。
頭は完全に黒くなっていたので、もう随分時間が経過したものでしょう。
南無三と心の中で唱えて、駅へ向かいました。
何年も土の中で過ごし、やっと陽の目を見ることが出来ることになったのに何でこんな目に、と思ったらなんだか朝からやりきれない気持ちになってしまいました。

今年の夏は何故か、羽化する前の土から出て来て樹に登る前のセミによく遭遇します。
海と反対方向に向かう小亀のように、樹のある場所と反対方向の車道に向かって舗道を進むセミを、そっと樹の根元に連れて行ったりしています。

虫の声

2017年07月20日 | 日記

やっと梅雨明け宣言が出て、暑さも一段と厳しくなりました。
夜になっても涼しくならず、寝苦しい夜が続いていますが、そんな夜でも虫の声は賑やかです。

虫の声と種類を知りたくなって、聞こえて来る声をググってみますと、どうもキリギリス、コオロギ、松虫のようです。
夜道を歩いていて、飛び出してきた虫にオットット! となることもしばしば。

だがしかし

虫の声を聞いても、なかなか涼しさを実感できない夏の夜。

皆さまもどうぞご自愛下さいませ。

先住者宛の郵便物

2017年07月19日 | 日記

引っ越してきて早2年が経っても尚、先住者宛の郵便物が届く。
越して来てすぐの頃は、「転居されています」と朱書きしてポストに投函していたけれど、困るのが宅配業者のメール便で、ご丁寧に「これは郵便物ではありません」と書いてあるので、ポストに入れる訳にもいかず、連絡先の電話番号があるけど9時から5時までとかで、なかなか連絡できず。
やっと連絡することが出来て、やれやれと思っていたら、今日また新たな郵便物が届いていた。
大阪市内の区役所の保険窓口からだった。

フルネームをググっても手がかりなく、果たして先住者さんはかなりのものぐささんなのか、訳あって居所を隠さねばならない身の上なのか、それとも……。
何度か引っ越ししたけれど、こんなことは初めてなのです。
前に住んでいた人の消息なんて、調べようにも個人情報保護法という名のもとに難しそうだし、そこまでする程でもないしなぁ。

引っ越して来た時に転入届を出しているにも関わらず、巡回中のお巡りさんに住所を訊かれて答えたら、これまた先住者さんの名前を言われたし。
一体、どうなっているのだろう。

眠れぬ江戸の怖い話

2017年07月18日 | 日記

駅の商業施設の中で、「文具祭」という催しをしている。
映画のDVDや演歌や歌謡曲のカセットテープ、夏休みの自由研究用の教材などが売っており、へぇ~! と思って覗いてみた。

自由研究の教材は、紙粘土で作る3万円貯まる貯金箱、水を掴めるようになる薬やペットボトルで作るロケットみたいなものなど。
客足も閑散というほど少なくはないけれど、盛況というほど多くもなく、人が来たと思ったらパッと見て皆スッと去って行く。

そんな「文具祭」の奥の方に半額書籍コーナーがあり、その中で見つけた怪談本。
江戸と銘打ってはいるけれど京都をはじめ近畿や九州地方の話も多数載っており、初めて手に取った本だけれど、なんだか懐かしく、つい買ってしまった。
知っている話もあるけど、初めて読む話や、なんとなく昔聞いたことのあるような話など、大人でも充分楽しめる内容で、挿し絵も怖いような微笑ましいようなタッチで楽しい。
今の子供は、こういう本は読まないのかな?
見ていた限り、手に取っている子供は皆無でした。

初めて聞いた怖い話はどんな話だったのか思い出せないけれど、とにかく幼稚園にあがる前から今に至るまで怖い話に心惹かれるのは、何故なのだろう。
子供の頃の怖い話は昔話(やまんばとか耳無し芳一など)で、まだ子供だった癖に何故だか懐かしい感じがしたような気がする。
小学生になってからテレビで心霊写真番組なども見るようになったけれど、霊能者の解説があったりして、自分の好きな怖い話とはちょっと違う気がしていた。

今思えば怖い話に対して、子供心に畏怖の念のようなものを感じていたのかもしれない。
人間にはどうすることも出来ないものがある、ということ。
不思議で怖いような、でも怖いだけでなくてどこか温かいような、そんな気持ちで読んだり聞いたりしていたような気がする。
人間だけでなく、木や花、虫や動物、山や海、あやゆる物すべてに気持ちというか想いがあるような。
今もってこれだ! という事がはっきりわからない。
わからないから惹かれるのだろう。

さてそろそろ

2017年07月17日 | 日記

3日間の外泊を終え、夫を病院へ送ってきました。
帰宅時いきなり、エントランスの段差に躓きあわや! ということもありましたが、ほぼほぼ回復しているようで、ホッとしました。
退院できたら嬉しいけれど、その時はある決断をしなければならない。

人生最大……はちょっと大袈裟かもしれないけれど、それに近い決断を。
その日も近くなってきたようです。

考えて考えて考えて、1人だけ相談したら反対された決断ですが、もうそうするしかないかなぁと。
でもまだ少し迷っているのも事実。

やって後悔するか、やらずに後悔するかだったら、今まですべてやってきたけれど、それですっごく後悔したということもなかった。

今は少し齢をとった分、臆病になっているような気がします。
でもやっぱりやってしまうだろうな~。
人生それ自体が大博打。
久々の大勝負に賭けてみますか。