中野笑理子のブログ

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久しぶりの日曜日

2017年07月16日 | 日記

5月半ばからずっと土日は実家と病院の往復でしたが、母はショートステイ、夫は一時帰宅で、2ヶ月ぶりの休める日曜日となりました。

朝ゆっくり起きて、涼しいうちに靴下ちゃんのご飯と買い物、朝御飯の後も冷たいお茶を飲みながら時間を気にせず朝刊が読めて、そして夫が家にいる。

当たり前のように思っていた日曜日が、儚く貴重なものだとわかった日曜日。
本当に何が起こるかわからない、何か事が起こるまでは当たり前だと思っていたことが当たり前でなくなってしまう、そんな毎日を過ごしているのだなぁ。
そんなことをフト思ってしまった日曜日でありました。


外泊許可

2017年07月15日 | 日記

入院中の夫に外泊許可がおりて一時帰宅できることになり、迎えに行って来ました。
入院中の病院は山の中、最寄り駅からバスで40分ほど上り、バス停から更に10分程歩いた所にあります。
最寄り駅と病院を往復する送迎バスもありますが、土日祝日は日に2便しかないので交通機関のバスで行くしかないのです。
しかし途中には森林公園などもあり、ちょっとした小旅行の趣き。

こんな時、車の免許を持っていればと思いますが、曲がりくねった細い坂道(しかも三叉路、四叉路の連続)を、運転できる気がしない。
到着する頃には車が傷だらけになってしまいそうです。

辺りは外から吹き抜けに吊るされたシャンデリアが見える、ため息の出るような邸宅ばかり。
毎週末通いながら、どんな人が住んでるのかと想像を巡らせるのもまた楽しく、そしてバスを降りた時の山の空気の美味しさよ。
バス停には「イノシシ注意」の看板。
街中は茹だるような暑さで頭がズキズキするほどでしたが、山の中は日中でも通る風が涼しく、気持ち良い。

かくしてマッチ箱のような我が家に帰って来た夫。
呑気にアイスティーを飲みながら(入院中なのでアルコールは御法度)、BS放送の寅さんを見ております。
そして私は安心したせいか、朝からズキズキしていた頭痛がおさまらず熱を測ると38度7分。熱中症?
首と頭に保冷剤を包んだタオルを巻いて、氷水を飲みながらこれを書いております。

便りのないのはよい便り、ブログは?

2017年07月14日 | 日記

便りのないのは無事に暮らしていることだから心配しなくてよい、なんてよく言いますが。

ブログの場合はどうなんですかね?
殆ど毎日更新していた人のブログが、ある日を境にまったく更新されなくなってしまったら、やっぱりちょっと心配になってしまいます。

昔、ブログという言葉がなかった頃に、ホームページに日記みたいに毎日更新していた人がいました。
几帳面な方で、いついつからいついつまで海外に出張するので次は○月○日から書きます、なんて書いていた人の更新がある日ピタリと止まってしまった。

直前の日記に風邪をひいた、みたいなことが書いてあったので、もしや入院でもされたのかと心配していたら、かなり経ってから更新されており、それはご家族によるその方の死亡報告でした。

会ったこともない人でしたが、その人の日記を読んで勝手に喜んだり、励まされたり、んだんだと激しく頷いたりしていたので、ショックというかビックリしたことがありました。

几帳面な人なのでおそらくパスワードもどこかにちゃんと書き残していたのでしょう。
ご家族の方も律儀というか、なんというか。

こんなことを書いたのは、一度しかお会いしたことのない、多分向こうは私のことも知らないであろう、とある人のブログが6月半ばからピタリと止まっているからなのです。

単なるネタ切れとか、何か思うところがあってならば良いのですが、ちょっと心配。

どうしたのかなぁ……。


読んだ本の行方

2017年07月13日 | 日記

本を買って読んで、読み終わったらその本はどこへ行くのだろう。
私の場合、どこへも行かずに家に置いております。
理由は、一度読んでもまたすぐに読みたくなってしまうから。
こんな時はあれを読もう、と常備薬のようになっている本も多数ある。
杉浦日向子さんの『百日紅』だったり、山口瞳さんのエッセイだったり、佐藤愛子さんの『私の遺言』だったり。他にもたくさんある。
一番古い常備薬本は『いやいやえん』。

最近入社してきた女子社員は、好きな作家の本は置いておくけれど、そうでない場合は人にあげるか捨ててしまうと言う。
一度売りに行ったけれど、あまりの安さにその手間が釣り合わなかったらしい。
買う時も好きな作家は新刊を本屋で買うけれど、読みたいが面白いかどうかわからない本はAmazonで古本を買うと言う。

そういう読み方もあるのだな、と思った。
若い独り暮らしの彼女は「それだと本も増えないので」と笑った。

そんな彼女がある作家の本を貸してくれ、読んだことのない作家の本だったので、素直に借りて読んだら面白かった。
お礼に読みたい本を尋ねたら、岩井志麻子さんの本が読みたいと言ったので、ちょうど読み終えた『現代百物語 不実』を貸してあげた。

マンガの話になり、明日は彼女の『臨死!!江古田ちゃん』と私の『ダーリンは無職、でも猫が好き』を交換することになりました。

こんな本の行き来も面白いものです。