新・節約ランニング生活

2023年に引越してきました。ランニングで資金を貯め、それをベースに大会参加します。当面の目標は「古希サブ4」です。

東京マラソン完走記-その2

2024-03-06 23:09:29 | マラソン大会
3月6日(水) 晴れのち曇りときどき雪(札幌)

東京マラソン2024の完走記-その2です。中間点付近からフィニッシュまで。3日経って筋肉痛も消えて札幌生活を満喫中です。しかし、寒いですな。

***東京マラソン2024完走記-その2***

蔵前橋から先はあまり土地勘のないところで、さらに細かなアップダウンもあるためこのコースの中では苦手な区間である。スライドする速いランナーを横目で見ながら進んだ。途中で右手に見える江戸東京博物館は以前から工事中で、いつになったらできるのかさっぱりわからんザクラダファミリア状態なのであった。昔、一度行ったことがあるがあまり人が入っていなくて大丈夫なのだろうかと心配になった記憶がある。

また、大相撲を見に両国国技館に行ったこともあるのだが、両国国技館といえばアントニオ猪木vsブルーザー・ブロディの一戦が忘れられない。両者とも絶頂期だっただけにすごい試合だった。この二人共すでに鬼籍に入っているのだから私も年をとったものだ。

中間点を越えたし、そろそろエネルギージェルを補給しとこうかと思い、肩ポケットから取り出した。賞味期限を1年以上過ぎたやつなので、念のため少しだけ味見をしたところ何だか変なのである。ヤバい、こりゃダメだろと思って摂取を放棄。やはり賞味期限切れには気をつけた方がよさそうだ(当たり前だ)。ちょっと飲んでしまったがお口直しにキレートレモンゼリーを摂取したので大丈夫だろう。

21km -
22km 1h58m28s 10m41s
23km 2h04m01s 5m34s
24km -
25km 2h14m43s 10m42s 26m56s

門前仲町駅はまだかいなと思いながら進むと地下鉄の駅が見え、おおっと思ったのだが森下駅なのでがっかり。そうか、門仲は左折してからだったと7年前を思い出した。
その門仲まで来て約24km、ようやく折り返しだ。さてズンズン戻ることにしましょう。

この辺りに細かなアップダウンが多いのは小さな橋のせいだ。隅田川と荒川に挟まれて水郷の多いお土地柄なのだった。普段ならたいして気にならない小さなアップダウンも腰痛爆弾を抱えている身としては無意識に慎重になったのであろうか、あとで確認すると20km~30kmのペースが少し落ちていた。慎重すぎたかもしれない。

新コースの、蔵前橋を渡ってから再び戻るまでの約8kmは、私にとってはなかなかの鬼門である。確か7年前もここは苦手だなと思った記憶がある。もっともその頃は門仲を過ぎてからさらに長いコースだった気がするが。苦しい走りが続く中で25km通過。

26km 2h20m04s 5m20s
27km 2h25m21s 5m17s
28km 2h30m45s 5m24s
29km 2h36m08s 5m23s
30km 2h41m28s 5m20s 26m45s

ようやく蔵前橋まで戻った。ここを渡って左折すればあとはほぼ平坦な勝手知りたるコースなので少々安堵した。反対車線に目をやるとすでに歩いている人が多数いる。そろそろ最後尾に近いサブ7クラスなのであろう。彼らからすると私レベルでも快速ランナーに見えるのだろうなと思った。

反対車線どころかこちら側でも歩き始めたり止まってストレッチしたりする人が結構出てきた。倒れてスタッフの介護を受けている人もいた。驚いたのは私の20mほど前を走っていたランナーが、脚が攣ったのか突然止まってケンケンし始め、倒れまいと必死に耐えながらも最後はばったり昏倒したシーンだった。スタッフがあわてて駆け寄っていたが、頭を打ったらヤバいじゃないのと心配になった。

こういう故障者には日本人が多くて、外人には少ない印象だ。最初のうちは、外人は体質的に脚攣りが少ないのだろうかとか食生活の違いかなどと考えていたのだが、円安とはいえわざわざ高い旅行費を払って東京に来るくらいの、そもそもレベルの高いランナーだからというのが私の結論(個人的推測です)。

31km 2h46m45s 5m18s
32km -
33km 2h57m07s 10m22s
34km -
35km - (2回連続押し忘れたが応援naviによれば5kmラップは26m04s)

30kmを通過。あと12kmほどだ。銀座から有楽町、日比谷公園、三田、田町を過ぎて折り返せばフィニッシュはすぐそこ、そんなイメージを頭に浮かべながら走った。土地勘があって得意なコースなのである。最後の石畳を除けば…

この辺りであろうか、ちょっとショックな出来事発生。3時間45分の幟を背中に付けたペースメーカーに追いつかれてしまったのだ。門仲の折り返し後のスライド時にはまだかなり差があるなと思っていたのだが、意外にあっさり追いつかれたことにゲゲっと思った。

ただ、ペースメーカーにはグロスタイム用とネットタイム用がいて、当然この速い連中はグロス組だから、付いて行けば3時間42分くらいなのだろうなと気づいて少しホッとした。
それでも追い越されるのは嫌なので、追いつかれてから結構がんばってペースアップした。30-35kmの5kmラップタイムがいいのはそのせいである。

茅場町から日本橋に戻り、左折すると銀座中央通だ。東京を、いや日本を代表するメインストリートを走れるうれしさよ。沿道には鈴なりの人、人、人、東京マラソン万歳なのである。こんな中でペースメーカーに抜かれるものか、ましてや失速なんぞやらかすものかとわが身を奮い立たせるのであった。

33km過ぎ付近、銀座4丁目の和光を右に見て右折。ここではかなり右寄り、つまり歩道側の目立つところを走っていたのだが、あとで家人に聞くと、ちょうど彼女もそこにいて小旗を振っていたそうだ。もちろん私のタイムを調べることなくたまたま来たら小旗を渡されて10分ほどいただけらしいのだが、いきなり私が来たので驚いたそうだ。何という偶然であろうか。

家人曰く「青いシャツを着て荷物を背負った人が脚を引きずったような走り方で現れたので、もしやと思ったらアンタだった」とのことで「脚を引きずった」は余計だろと少々癪に障ったが、腰をかばうあまりそのような走り方になったのかもしれない。

晴海通に出てしばらくしてから、例の3時間45分ペースメーカーに再び追いつかれ、今度はなすすべなく追い抜かれてしまった。一応、後に付こうともがくのだが、徐々に離されるばかり、悔しいがどうしようもない。

36km 3h12m52s 15m45s(3km分)
37km 3h18m10s 5m18s
38km -
39km 3h28m45s 10m35s
40km 3h34m03s 5m18s 26m31s
41km 3h39m30s 5m27s
42km 3h44m56s 5m26s
Finish 3h45m55s 0m59s
(手元計時なのでフィニッシュタイムが公式計時から2秒ずれています)

とはいえ、残るは昔の通勤経路を含む日比谷通/第一京浜の往復のみである。日比谷公園、東京タワー、増上寺、ロケットビルが待っている。ペース維持に専念して歩を進めるだけではないか。

幸いにして腰の違和感も悪化することなく気にならなくなってきた。給水ももはや不要であろう、東京マラソンを最後まで楽しんじゃおうてなもんや一本傘(古!)である。すでに37kmを過ぎ、あと5kmちょっとなのである。

日比谷通が第一京浜にぶつかって緩やかに右折するとやがて田町だ。この辺りに最後に勤めた職場があるのでその当時を懐かしく思い出していた。田町を少し過ぎると最後の折り返し地点、そこを過ぎて北へ向かった。わずかだが風向きが変わって追い風気味になったので、よしがんばってペース上げようじゃないのとばかりにピッチ数を高めてみた。おお、なかなかいい具合にペースアップしているようだ。

周囲には歩いている人が多数いるので、お気の毒とは思いながらもその横をビシバシ抜き、それでまたモチベーションも上がるのであった。当方もあちこち痛いのだがもうあまり関係がない。あとせいぜい数kmのがまんで解放されるのである。

増上寺、東京タワーを過ぎると、何と3時間45分ペースメーカーとの差が詰まってきた。ただ、やつら(失礼!)も曲者、かなり手強くて抜かせてくれない。そして日比谷公園の横を通過する辺りで当方のペースが落ちたのか、また差を広げられてしまった。無念である。
晴海通に戻り右折、そしてすぐに左折して丸の内仲通に突入した。ここがいわば最後の見せ場で最も観客の多いところだ。

ただし、ここの石畳はかなりの難物で、アウトソールからの感触がゴツゴツして走りにくいのだ。7年前に出たときもこの石畳には悩まされ、今回は厚底だから大丈夫と思ったのだがそんなことはなかった。でも大観衆に見られているので緩めるわけにいかず、ヘロヘロで歩くランナーたちの脇を颯爽(見かけ上)と走り抜けた。

丸の内仲通は約1kmある。7年前は果てしなく長く感じたのだが、今回はやはり余力があったのか以前より短く感じた。どうやらグロスで45分台なのでネット42分台は間違いなさそうだ。してみると例のペースメーカーはいい仕事をしたわけだなと思いながら最後の角を左折して皇居に向き合う。あとわずか。

ここでアホっぽいミスがあり、フィニッシュ地点の後方にあるカメラマン席をフィニッシュゲートと勘違いしてしまい、スパートをかけるタイミングが遅れてしまった。スパートをかけたらいきなりフィニッシュゲートだったので完全に肩透かし。何だか損した気分だがとにかく無事完走できてうれしかった。

***番外編へつづく***

札幌生活の実質一日目は玄関前の雪かきから始まりました。ところが、除雪車が無理やり押しのけた雪山なのでカチカチになっていて難航。物置から金属製スコップを出したいのですが、物置に行くのにもその雪山が邪魔です。

結局、物置に一番近い窓から出てようやく物置出入口に行けました。

北国生活は苦難の連続です。夏はいいのですが。

ラン資金     -33501円
月間走行距離    47km
年間走行距離    677km
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東京マラソン完走記-その1

2024-03-06 01:24:46 | マラソン大会
3月5日(火) 曇りのち雨

東京マラソン2024の完走記-その1です。スタートから中間点付近まで。今日はいろいろと事情があってかなり遅いアップとなってしまいました。

***東京マラソン2024完走記-その1***

スタートした後からはゆっくりだが走れるようになり徐々にスピードアップしてワシントンホテルにぶつかって左に曲がり、すぐまた左に曲がった頃にはほぼ問題なく走れるようになった。そして新宿大ガード下を通過した。ここを過ぎれば非常に広い道(靖国通)でストレスもほぼなくなる。飛ばし過ぎないように注意するのがここでのポイントだ。

なお、以下1km毎のタイムを記載する。手元計時なので公式タイムと誤差があるが、あっても数秒である。左から、スプリット(グロス)、ラップ、5kmラップの順である。

ロス 3m10s
1km 8m47s 5m36s
2km 14m07s 5m20s
3km 19m18s 5m10s
4km 24m21s 5m05s
5km 29m25s 5m04s 26m15s

大ガード下をくぐる前に1kmのチェックポイントでの確認タイムは8分47秒であり、スタートロスを除けば5分半ちょっとなので、渋滞を考えればこんなもんだろうと思った。スタート時に前の方に見えた3時間半のペースメーカーの幟はすでに遠くに去っていた。

だだっ広い靖国通を進み、2kmでまたチェック。14分ほどなのでキロ5分半は切ってきた。このペースでとりあえず5kmまで行くことにして、あとはあまり余計なことを考えずに走ろうと思った。脳を使うと意外にエネルギーを消費するので。

それにしても外人さんが多いですな。背中に、東京だけが残っているアボットの6大大会のリストを付けている人がいて、要するに今日完走すれば6大大会制覇ということなのだろう。すごいですな。

外人さんはパワフルで身体が大きいため風除けにいいのだろうが、風はほとんどなかった。そうこうしているうちに5kmを通過。タイムを見ると29分25秒(手元計時)であった。スタートロスを引くと26分15秒ほど、予定ではキロ5分13秒なのでそれほどの差はない。下り基調とはいえ序盤はゆっくり目に入るのが鉄則だからオッケー牧場なのであった。

6km 34m24s 4m58s
7km 39m26s 5m02s
8km 44m39s 5m14s
9km 49m51s 5m11s
10km 54m56s 5m05s 25m30s

6kmを過ぎたあたりから未経験のコースに突入した。私は2017年の大変更(フィニッシュがお台場から皇居前に代わったとき)されたコースを経験しているが、いつの間にか6km以降で飯田橋のガードをくぐらずに後楽園方面に向かうのである。個人的には外堀沿いに進む新コースの方が広々として好きなのだが、途中で東京ドームの横を通るのはあまり気に入らない。何故なら私はアンチ巨人、それに加えて閉塞感のある東京ドームが嫌いだからだ。やはり夜空に白球が吸い込まれるような開放感が野球の醍醐味ではないか。神宮球場大好き。

コースはお茶の水を過ぎて万世橋を渡る。万世「肉ビル」が全館閉店と聞いたが大変残念である。若い頃に秋葉原にはよく行ったが、買い物のあとにここでハンバーグや万世ラーメンを食べるのがプチ贅沢だった。でも、別のビルで営業するようなので、今度チェックしておきましょう。

余談はさておき、コースは秋葉原のメインストリートに突入した。オタクの聖地であるここをよくコースにできたなと思う。ランナーが走っている間、オタクと観光客は渡れないではないか。銀座、東京付近ならば地下街が発達しているので地上の道路が封鎖されてもさして影響はないが、秋葉原は地下道がほとんどないので相当困るのではないか。逆に言えば、そこを走ることができるランナーは恵まれているのである。有難いことです。

秋葉原を突っ切り上野方面に行き最初の折り返しがある。その少し手前が10km地点なのでタイムチェックすると54分56秒であった。スタートロスを引くとここまでキロ5分11秒ほどなのだ。速すぎではなかろうか、いやここまで下り基調だからこれでいいのではと逡巡してしまうのであった。

11km 1h00m05s 5m09s
12km -
13km 1h10m48s 10m43s
14km -
15km 1h21m22s 10m34s 26m26s

折り返してまた秋葉原を戻り、今度は神田方面へ。この辺りから何やらじわじわと身体に異変を感じるようになってきた。腰に凝ったような違和感が生じたのである。うーん、まだ1/3も過ぎていないのにヤバいじゃないのと心配になってきた。あとで考えると背負っていたランパックのせいだったと思われるが、走っている間は全く原因がわからなかった。

ここで考えるべきことは、この違和感が進行性なのか否かである。距離を追う毎に痛みが増すようならば後半に大失速してしまうが、それほど進むものでないなら大勢に影響ない。ということで少しだけペースを落として様子見することとした。

神田のガード下を斜めにくぐって山手線の外側に出た。そして三越を右に見ればすぐに日本橋交差点でここを左折する。そして、10.7kmレースのフィニッシュ地点があるので、右側を並走していたランナーとお別れだ。もう走り終えてレース後の生Bを飲めるとは少し羨ましい。

日本橋から茅場町方面に行き、またここで左折する。いよいよ浅草方面に向かうのだ。この付近からは第1回大会から使われているコースなので、わかりやすくてよい。ひたすら雷門の提灯を目指せばいいのである。

腰の違和感をなだめすかしながら粛々と進んで15km通過。タイムは見たのだが、この辺りではもはや暗算ができなくなっていてこの5kmのタイムがどうなのかよくわからなかった。多分5kmを26分から27分の間だろうと考え、以降、体感に忠実に歩を進めることにした。一応キロポスト毎に時計を押したが中間点と終盤以外で時計を見ることはなかった。

16km 1h26m38s 5m16s
17km -
18km 1h37m09s 10m31s
19km 1h42m24s 5m16s
20km 1h47m47s 5m22s 26m25s

16kmの少し手前でトップランナーとスライドした。誰だかわからなかったが当然キプチョゲなんだろうと思っていた。かなり離れて日本人ランナーとスライド。このときは駒大OBの西山がいるのがはっきりわかった。鈴木の姿は見つけられず、ああ「夫婦でパリ五輪」の夢は儚く消えたんだなと思った。ぜひ付き添いで参加してくだされ。

蔵前橋を過ぎてひたすら浅草を目指す。隅田川沿いは平坦でなかなかよろしい。思わず「春のうららの墨田川…」と歌ってしまいそうだ。ただ腰の違和感は消えず、相変わらずおっかなびっくり走っていたが、そこそこのペースは維持しているつもりだった。

給水所は全部で15か所もあり恵まれているのだが、一般ランナーもビブス番号の末尾の数字のところで取るよう指定されている。末尾が1か2ならば「給水所1,2」を使えというわけだ。ただ、混雑緩和に役立つように見えて、私にはこれが意外に混乱しているように思えた。決められた場所でしか取れないため、急に車線変更するランナーが多いのである。もし番号指定がないならば、前後のランナーが途切れたのを見計らってささっと取りに行けるのだが、それができず結構ストレスであった。結局私は給水所の半分も利用しなかった。いろいろ事情はあるのだろうが無指定方式に戻した方がいいと個人的には思う。

なお、180ccのゼリー(キレートレモン・クエン酸ゼリー)を一つランパックのショルダーストラップに入れておいたので、給水を取れないときはそれをチビチビ飲んでいた。

さて、雷門の折り返しを過ぎて南下する。この折返し付近から見るスカイツリーはやはり大迫力だ。また、その手前のジョッキビルと黄金の雲もなかなかの素晴らしさ。これぞ東京マラソンである。

だましだましの走りながらそれほどペースは落ちていない印象であり、腰の痛みもそれほど悪化していないようだった。浅草から戻ってきて今度は蔵前橋へ左折して隅田川の東に向かう。蔵前橋のところが20km地点である。その先のハーフ地点でタイムチェックすると1時間53分台だった。ロスを引くと1時間50分超だから3時間40分が怪しいが、得意の(得意なのか…)ネガティブスプリットで可能性はありと思っていた。まあ、最悪3時間45分を切れれば御の字。

***つづく***

遅くなった事情というのは、今日の深夜便で札幌の実家に来たからです。23:10に新千歳に到着する便に初めて乗りました。かなり安かったのですが、JRは終わっていて接続バスが1台だけという危うさでした。これに乗り遅れるとタクシーで1万円は取られます。まあ、何とかなりましたが。

ということで室内気温1.5℃の中で書いております。なかなか部屋が温まりませんな。

ラン資金     -33501円
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東京マラソン完走記-そのゼロ

2024-03-04 21:58:16 | マラソン大会
3月4日(月) 晴れときどき曇り

東京マラソン2024の完走記を書いていきます。まずは「そのゼロ」として前日からスタートまであれこれ。

***東京マラソン2024完走記-そのゼロ***

前日3/2(土)の午後、家人と共に出発した。藤沢から小田急を利用、新宿から前泊地である池袋までは山手線を使った。鎌倉や藤沢からは新宿、池袋方面へはJRより小田急が安くて便利である。

17時半頃池袋到着。夕飯時なので適当に店を探して東武デパートのレストラン街にある洋食店でハンバーグ定食を食べた。やはりサイゼリヤよりも断然美味しいのだが、庶民の私には慣れているサイゼリヤに舌が合ってしまっていることを感じたのも事実。

その後ホテルにチェックイン。明日の準備をしたが、アームサポーターと間違えて予備のふくらはぎサポーターを持ってきてしまったというプチ問題があった。もっともアームサポーターは寒そうだったら付けるという程度だったためなくても関係なかった。明日の天気予報を確認してから就寝。

さて、マラソン当日である。5時頃には目が覚めてしまったが、6時頃までスマホを見ながら暇をつぶしていた。それから起きウェアを着て、上着を着てから朝食会場へ行った。6時半からとのことだったが、5分前には長蛇の列でその7割はマラソン参加者のようだった。列に並んで、少々のおかずとご飯+味噌汁で朝食。ご飯はお代わりしたが、利尿作用のあるコーヒーは自粛。

朝食後、最終準備をしてから7時半頃にチェックアウトし池袋駅から新宿駅へ移動。そこで家人に手荷物を預けた。私の格好は、ランウェアにペラペラヤッケを羽織っただけであるがそれほど寒くはなかった。スタート前にヤッケを脱ぎ、背負ったパックに入れてそのまま走る作戦である。

このパックは、ネイサンのランナーズベストと某大会の参加賞でもらった小形デイパックを組合せて自作したオリジナルランナーズパックである。

新宿駅南口から地下に入り、大江戸線の改札付近から都庁への通路に入った。一応事前に確認してあったのだが、案内スタッフの的確な指示があり、多くのランナーに付いて行けばいいので全く迷うことはなかった。

ワンデイロードなる通路を道なりにズンズン進み、突き当りでワシントンホテルとは逆側に行くと都庁の地下である。そこにGATE3であり、広いスペースになっていてビブスとリストバンドの確認、手荷物検査があった。待ち時間もなく非常にスムースであった。

トイレを探すと、上の階のトイレが空いているとのアナウンスがあり階段を上った。確かにたくさんの仮設トイレが置かれていて、スタッフが空いている方に誘導もしてくれるので全くストレスがなかった。並んではいたが、数分で入れて見事に「大」問題を解決。

私は手荷物預けがないので、あとはDブロックに並ぶだけ。これも下見していたので迷うことなく並べた。ちょうどセンチュリーハイアットホテルの西側で、最初のうちは日当たりがよかったのだが、誘導されて前の方に行くと日陰になり寒くなった。

作戦通りスタートの約20分前に上に着ていたヤッケを脱いでパックに詰め込んだ。ウェアは、上が青のハーフジップシャツ、下はひざ上タイツ、それに加え、太ももとふくらはぎにサポーター、ラン用パックを背負い、キャップは初音ミク色の本番用である。そしてシューズは信頼厚いハイペリオンテンポだ。

スタート時刻が近づくにつれて徐々に前に詰められ、ヒルトンホテルの前から住友三角ビルの横まで来た。途中でゴミ回収を行っていたため、防寒用に被っていたビニール袋や合羽をそこで脱ぐ人が多数いた。昨年、スタート付近でのゴミの山が問題になったのでその改善策なのであろう。問題があれば改善するという当たり前のことがきちんとできているわけだ。政治の世界と違って…

最終的にDブロックからも遠目にスタートゲートが見える位置まで来た。ただ、周りには背の高い外人が多くて、ただでさえ背の低い私には全く見えなかった。一応手を伸ばして写真だけは撮った。すぐ前に3時間半のペースメーカーの旗が見えたので、Dブロックでも結構前の方の位置だったようだ。


さて、都知事の挨拶などがあって、取材ヘリの音がぶんぶん聞こえる中、9時5分に車いすの部がスタート、その5分後に号砲が鳴りスタートが切られた、が列は全く動かず。所詮Dブロック、5分は動かないのではと平然を装う風情で待っていた。内心は早く動けと焦っていたのだが。

そのうちにほんの少しずつ動き出し、普通に歩き始め、ようやくスタートゲートを通過したのは3分11秒後であった。意外にスタートロスが少なかったとの印象。

さて、いよいよコースに飛び出した。全天快晴、気温低め、微風、低湿度と、冬晴れの願ってもないようなマラソン日和である。天の恵みに感謝するばかりだ。

***つづく***

多少の筋肉痛が残っていてランニングは自粛しましたが、一応8kmのウォーキングだけはしました。

昨日の夜、東京マラソンの録画を見ました。キプチョゲが失速し、キプルトが大会新記録で優勝したのですが、2022年のキプチョゲの大会記録は誘導ミスによる遠回りでのタイムなので、実際はもっとよかったはずなのです。そこを問題にしなくていいのかとキプチョゲに代わって書いておきます。

ラン資金     -33501円
月間走行距離    47km
年間走行距離    677km

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東京マラソンを走ってきました

2024-03-03 17:29:39 | マラソン大会
3月3日(日) 晴れときどき曇り

東京マラソン2024を走ってきました。以下、5時間遅れで確認した速報タイムです。

グロスタイム:3時間45分57秒
ネットタイム:3時間42分46秒

昨年の函館マラソンのタイムを上回り、ここ5年ほどでは最もいいタイムですが、目標の「ネットで40分切り」は達成できませんでした。一応言い訳だけ書いておきますと、何故か序盤から腰が痛かったためです。その原因はよくわかりませんので一晩寝て考えましょう。

ぼちぼち完走記をアップしますのでお待ちくだされ。

東京マラソンはやはり日本最高の大会ですな。いろいろ問題はあるにしてもランナーの高揚感は半端ないです。死ぬまでにあと一度だけでも出たいものです。

ラン資金     -20521円(諸経費はあとで精算)
月間走行距離    42km
年間走行距離    672km

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明日は東京マラソン

2024-03-02 15:20:05 | マラソン大会
3月2日(土) 晴れときどき曇り

明日はいよいよ東京マラソン。これから出発して池袋のホテルに前泊予定です。

訂正事項が一つ。ウェアをウクライナカラーでと昨日書きましたが、黄色いハーフジップシャツは札幌に置いてきてしまったようなので、青いシャツにしました。ウクライナカラーではなくなりますが、心はウクライナと共にあります。

まあ、がんばります。

もう一つコメント。持つつもりのエネルギージェルが何と一年以上の大幅賞味期限切れでした。それでも、それしかないので使うつもりです。糖分多めなので悪くなっているということはないでしょうから。

明日は期待通りの(誰も期待していないとは思うが)タイムで走り切れるように全力を尽くします。

ラン資金     -20521円
月間走行距離    0km
年間走行距離    630km

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