うわごと日記

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

大返し。

2009-06-05 22:02:00 | 侍戦隊シンケンジャー
天正十年(西暦1582年)、京都の本能寺に宿泊していた織田信長に、信長の重臣である明智光秀が夜襲をかけ、主君信長を自刃せしめました。
同じく信長の重臣であった羽柴秀吉はこのとき、京都から200km離れた備中高松城で、毛利と対峙していました。

信長が亡くなったのが6月2日。
翌3日に早くもその情報を得た秀吉は、急遽毛利と講和し、京都までの200kmをわずか五日間で踏破、「山崎の戦い」で明智光秀を討ち果たし、天下を掌握する足がかりをつかみます。

秀吉のこの奇跡のような京都へのUターンは、中国大返だいがえと呼ばれています。



いま「侍戦隊シンケンジャー」を見ている幼稚園児、保育園児たちが中学生となる、七、八年後。

「中国大返し、中国大返し…」
「なんかどっかで聴いたことあるやんなあ」
「なんで聴いてんろ」
「うーん、なんやろなあ……」

きみたち、きみたち、それはね、
侍戦隊シンケンジャー第一幕でカゲカムロ二の目を撃破した獅子折神の、五角大返ごかくだいがえだと思うぞ。